1. フェイク
ラストに限らず、史実と異なる部分が多々あることに目を瞑ればそこそこ楽しめる作品。ただそれでも、ラストの表彰シーンはいらなかったです。レフティが部屋を出て行った時点で話はオチてるわけだし。というかそもそも、「潜入捜査官による非合法活動」ってOKなんですかね? 組織でそれなりの地位に立つためにはそれだけ色々と悪事を働かなければならないわけで…。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-22 22:09:08) |
2. ファイト・クラブ
これって単にどんでん返しの為のどんでん返しというか…。思い返してみると確かに至るところに伏線はあったのだが(それこそオープニングロール自体が伏線)、もしあのオチが事実だとしたら、そもそもファイト・クラブの設立に至らないのでは? だって殴り合いにならないやん。端から見たら「あいつアホか?」で終わりでしょう、普通。個人的には、本作のようにどんでん返しをヘタに「目的化」されてしまった場合、見終わった瞬間は快感だが、よくよく頭を整理していったら一気に冷めてしまいます。でもそれって楽しくない。どうせひっくり返すなら『シベ超』ぐらいの勢いと破壊力でやらないと(爆)。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-08 22:17:52) |
3. ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
この最終版でようやく『ブレラン』初鑑賞。ストーリー、ビジュアルともに噂通りの凄まじい作品でした。限りなく人間に近い【機械】を通じて「【人間】とは何か?」という永遠の命題に挑んだ作品かと。おかげで僕の頭の中では「『2001年宇宙の旅』~『ブレラン』~『攻殻機動隊』~『A.I.』」というヘンSF映画史の流れができてしまいました。機会があれば劇場版やファイナル・カット版も観ておきたいです。ちなみに僕はデッカード=人間派ですけど、そうなると「ピアノの上の写真」と「ユニコーン」をどう解釈するか…。う~ん、恐るべしブレラン。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-08 21:59:33) |
4. プライベート・ライアン
やはり最大の見所はノルマンディー上陸作戦のシーンでしょう。というより、見所はここぐらい(ラストの市街戦もなかなかすごいか)。後は不可解なライアン二等兵の救出作戦が延々と続くだけ。なんだかんだ言って、これも典型的なアメリカ万歳映画にすぎなかったなぁ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-20 16:27:50) |
5. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
たしかにあの濃厚な原作を完全に映像化するのは無理であり、エピソードを少々カットしたり追加したりするのは分かる。でも、これじゃあ全然原作の雰囲気が伝わってこないうえに非常に分かりにくい。原作の大きな魅力のひとつだった騙し合いの要素が薄くなり、単なるラブストーリーと化してしまっている感がある。キャラクターも原作とあまりにイメージがかけ離れてるし、歌舞伎町の雰囲気もあまり伝わってこなかった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-20 14:58:23) |
6. フィフス・エレメント
カメみたいな宇宙人がはさまって動けなくなってもがいてるシーンを観た時点で匙を投げました。あとはひたすら不死身のブルース・ウィリスが大暴れする典型的なアクション映画。延々とどっかで観たようなシーンが続くだけ。エレメントが揃った時に発動する最終兵器のアホらしさには思わず悶絶してしまった。 [地上波(吹替)] 3点(2005-11-19 21:48:53) |
7. フォレスト・ガンプ/一期一会
難しく考えずにファンタジーだと割り切って観た方がいいのかも。フォレスト・ガンプという一人の男を通してアメリカの近代史を語り直すおとぎ話なんだ、と。でもそれにしてはオイオイって突っ込みたくなるシーンがけっこうある。特にガンプが走り出したあたりからはちょっと無理やり過ぎでしょう。ケネディ大統領とのツーショットもあまりにもワザとらしい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-19 21:06:35) |