1. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
《ネタバレ》 へ?。 え?。 なんすかこのエンディング?。この無理やりな幕引き。 『んで結局どうなりましたアイツら?』『いやー火山爆発したんで両者ダメっしょ。』ちゃんちゃーん♪【終】。…って、オイちょ待てよ(木村メンバーふうに)。 いやホントにさ、フランケンの物語でしょ?つまり人間が化学と医学を振りかざして傲慢に作った人工生命なんだからほら、やっぱりあれよ、生命に対する冒涜だーとか誰かに言わして、いや化学は生命を超えますとも学者に言わして、せっかく同じ材料から良い者ワル者と単純分けしたんだから海フランケンは観客にトラウマでるほどワルさを出して、山フランケンとアケミさんには母子愛もしくは純恋愛みたいな描写してラストはアケミさん助けて自己犠牲の悲恋物語で観客泣かせるとかせえへんのん?。身体損傷で散った細胞から増殖するって言われてんのにドンパチと砲撃続ける自衛隊困るわ。つかデパートに砲撃して爆破してんかい!。口パクの外人博士も『攻撃止めれ言うたけど上手く行かないもんですねえ』とか呑気な抗議でがっかり↓。 そんでもう、ツノが無いナマハゲみたいな顔したモンスター2名、両者とも必殺技がないもんだから掴み合いのままリングの外へ落ちて(←比喩)キッシャー!とかおらああ!とか罵り合いながら海港まで場外乱闘して尚もgdgdバトルしてたらズドーンと火山が出てきてうやむやな決着って、昭和のゴールデンタイムのプロレスやってんじゃんよこれ(再び木村メンバーふう)。 上手くつくれば環境保護とか生命の尊さとか種族を越えた恋愛とかに結びつけられた題材でしたのにい。いろいろ残念でした。いやでも、ちょ、面白かったです(三度、木(自主規制))。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-09-14 17:13:51) |
2. ブルーサンダー
《ネタバレ》 世界征服を目論んだ政府が主導権を握り軍が秘密裏に制作した最新兵器を心ある一個人の主人公が奪取して陰謀を砕き、兵器の始末をつける。というフォーマットはよくあるストーリーですね。日本で言うなら仮面ライダーが近いか。公開当時の子供時分に観た時は最新鋭のテクノロジー兵器に興奮しましたが、大人になった今はIT技術も個人レベルまで溢れた状況もあって流石に装備は古臭く感じます。でも装備以上に、古さ故の設定の甘さに目が行ってしまいますね。大佐とマーフィが秘密兵器のパイロットに任命されるほどの凄腕ぶりが描かれてなくて実感ないし、捕虜を暗殺した事のみが、二人が命のやり取りするほどの危険な関係である理由なのかがよく解らないし、マーフィの奥さんを【ドライビングテクニックと度胸は警官顔負け】的な女傑に描きたかったらしいけど、映像で見る限りは唯の乱暴者でしかないし、ブルーサンダーのハッチは敵の機銃一発で簡単に穴開けられるし、それほどの威力なのに撃たれたマーフィは血が少し出ただけだし。勝負着いた後のブルーサンダーの始末が…マーフィーさん、アンタあれ、テロリストなみの人でなしの所業でしょ。 いろいろ甘い作品でした。 因みに、ヘリコプターが宙返りできるかどうかは私は未だに知りません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-09 11:11:19) |
3. フラガール
《ネタバレ》 実話を元にしたドラマである事を認識して鑑賞すると素で見るより味わい深い作品ですね。昭和の体育会系の根性論。その女バージョンって感じが良い。主人公の紀美子からお友達のフラガールズから果ては紀美子の母ちゃんまで。地に足を付けて根を張り、ド根性で生き抜く【イイ女】の見本市。とりわけ最高なのが平山まどか先生。DVの犠牲にされた少女の親父に敵討ちぶちかますシーンは拍手大喝采!。個人的には【最高の女】だと思ってます。 [地上波(邦画)] 7点(2016-11-12 11:59:10) |
4. フランケンシュタイン(1994)
登場人物のほぼ全員に感情移入できました。誰もかれも悪氣あって行った事じゃないのに起きた悲劇。【愛も無く、なぜ創った。】というキャッチコピーに大いに賛同できます。でも同時に、愛があるからといって何を創っても良いわけじゃないね。 [ビデオ(吹替)] 8点(2015-04-24 11:41:06) |
5. プリンセス トヨトミ
《ネタバレ》 あまりの整合性の取れなさに、制作に関わった全てのスタッフが解っていたでしょうね。つまらない事を。何がつまらないかは他の批評家さん方の仰るとおり。いつも役作りに徹底するはずの中井貴一さんが、どんな環境で何年間過ごそうとも絶対に大阪弁を使い続けるほど強烈な誇りを大阪に持っている大阪人の役なのに大阪弁を使わない。そんな所に中井さんとスタッフの、この映画を作る姿勢が見えたように思えました。それにしても、【職務に実直な人柄で周囲の人を教化していくナイスミドル】が堤さんで、【一種異様で巨大な野望を達成するために突き進むクレバーな変人】が中井さんって、この二人が得意とする役どころが逆なのは制作スタッフの思惑かな。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-02 07:28:21) |
6. フルメタル・ジャケット
チェリードーナツ君とハートマン軍曹に見られる指導者と生徒の悲劇は程度の差こそあれ、どの分野でも時々起こりますね。まあ、兵士の教育はあれで普通なのでしょう。リアルに人間を描いている感はあります。 [ビデオ(吹替)] 6点(2013-07-27 07:18:34) |