1. ブラック・スワン
面白い。この作品は主人公がいかに狂っていくのかが焦点になる。 現実なのかそれとも妄想なのか、どこから主人公は狂っているのか、何が主人公をそうさせているのか、これらの描写は本当に見事だ。 ただし「痛み」の表現はかなりリアルだったので、グロテスクなものが嫌いな方は要注意だ。 今まで『ソウ』シリーズや『シャイニング』『ハンニバル・レクター』シリーズ等々の 人によっては目を覆いたくなるような映画を観てきたが、これが一番きつかったかも知れない。 後味は相当悪い映画だが、内容は本当に素晴らしいのでお勧めする。 主人公の描写の一つ一つに注目して欲しい。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2014-04-03 18:59:25) |