1. ファミリー・ゲーム/双子の天使
《ネタバレ》 締めに向かってかなり歯の浮くような感じになるのが欠点だけど、それを除けば大変楽しめる映画。コミカルな中に小粒ながら強い泣き所もわきまえていて上手いストーリーと絵作りを堪能できた。終盤の執事たちの恋模様は蛇足だった。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2024-09-28 19:16:18) |
2. ファンダンゴ
《ネタバレ》 ベトナム戦争などの世相を背景とする若者達のはちゃめちゃロードムービーなのだが、今見るとやはり時代と国、自然風景が違い過ぎて共感ポイントが少ない。それなりに風情があって駄作とは思わないが。余談だが登場する女優達の類型がなんか同じ。そういう時代だったんだな。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2024-09-27 15:44:27)(良:1票) |
3. BLUE GIANT
《ネタバレ》 久々に良い映画を見た。ジャズの事は詳しくないのになぜか感動する。特筆すべきはピアニストについてで彼の人間性が変化する様子が上手く描かれている事。一作品の中でこういう変化を描き切るのは凄い。最初人物の影の斜線が悪目立ちで気になったが段々それはどうでもよくなった。音楽が素晴らしいから。あえて言えば、色んな登場人物の落涙シーンが多めなのがちょっと。 [DVD(邦画)] 9点(2024-03-10 09:32:17)(良:1票) |
4. フリーダム・ライターズ
《ネタバレ》 ひどい境遇、ひどい世界に生きる生徒達。私にとっても先生にとっても想像を絶する。私にとって一番感極まったのは映画のちょうど真ん中で、クラス全員が飲み物を取りながら自分の境遇を述べる辺りだった。そこがピークといえばピーク。その後はまあそうなるよねって事が多く意外性はなかった。 最後に近づくに連れてっきりまた誰か撃たれて死ぬのかと思ったがそういう悲劇は起きなかったのでよかった。 今週の気づいた事: 真珠はいつもいっしょ [インターネット(吹替)] 8点(2023-07-14 14:46:28) |
5. フレンチ・カンカン
《ネタバレ》 やり手のプロデューサーは踊りが得意。自分がフリーメーソンしたショーへの拍手喝采が大好物。 映画は、モーニング娘。の誕生みたいに始まり、段々とAKB48みたいになっていく。 ニニが小柄でかわいい。 かつてのカンカン踊りのダンサーがホームレスになっているのが悲しい。 フランス映画というかヨーロッパ映画にありがちだが、台詞の所々に一々詩情風センテンスを挟むのがうざい。 今週の気づいた事: キャバレー。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-06 09:50:52)(良:1票) |
6. ブレット・トレイン
《ネタバレ》 新幹線版スパイファミリー。ばかばかしいがそれなりに楽しめる。前半はまあいいとして後半になったら説教くささを交えたスローテンポになってしまい急につまらなくなった。はっきりとした伏線回収のせいだ。伏線は全部回収しなくてよいのだよ。謎として残しておけ。テンポが大事。 まとめ: 映画館で見なくて良かった。 [3D(吹替)] 6点(2023-06-20 14:35:01)(良:1票) |
7. ブロークン・トレイル 遥かなる旅路<TVM>
《ネタバレ》 紳士的で善良なカウボーイの御一行を使った西部劇風少女漫画。主人公たちが善良な人たちであることがこれでもかと繰り返され流石に閉口。役者たちの台詞だけで雰囲気を醸し出すシーンが多めで動きが少なめ。展開がスローで耐え難い。善良御一行に対比させてこれまたステレオタイプのストーカー風味の悪人御一行。いやはや。 [DVD(字幕)] 4点(2023-06-12 15:19:56) |
8. ブラザー・サン シスター・ムーン
《ネタバレ》 富裕層の家に生まれ育ちながら世の矛盾に気づき清貧としてキリストの生き方にならった生き方を目指した青年の半生。宗教的な成功譚とも言える。 4K8Kでなくても雄大な自然を描くことが出来ることがよくわかる映画。 エンタメとして楽しむにはどうかな。自分が俗過ぎるのか。 当時を再現したのであろうファッションについてはなかなか面白みがある。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2023-02-26 16:05:15) |
9. ファントム・オブ・パラダイス
《ネタバレ》 当作は盗作から倒錯へ。 圧倒的な創造力、プロデュース力に打ちのめされる。 気持ち悪い映像多出で二度と見ることはないだろうが、人には勧めがいのある名作です。 あと、女体まつりは、好き。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2022-08-12 09:59:04) |
10. フォーチュン・クッキー
《ネタバレ》 あまりにもオーソドックスな母娘入れ替わり映画。短くて良かった。 脇役だけど祖父が何気に良かった。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2022-07-05 00:08:41) |
11. 復活の日
《ネタバレ》 ウイルスにやられてしまった世界そして東京の描写は圧巻。多岐川裕美演じる看護師と子供のシーンも映画らしい手法で私は好きだ。 まあ男どもは殴り合ってばかりでそういうシーンはぐだぐだ。 後半になるに従い段々とよくなる。もはや人類が訪れなくなった教会での骸骨との会話もまた映画らしいシーンであり全編の中でずば抜けて素晴らしい。正に詩のようなシーンだ。 エンディングの歌も良い。 [映画館(邦画)] 9点(2022-04-23 21:02:28) |
12. ファーザー
《ネタバレ》 まだこの年齢に達していないが、身につまされる様な感触を受ける。 特に、相手に確認し初耳のことが返ってきてもあーそうだったと返事してしまうシーン。複数回ある。認知症でもプライドと忖度のためそういう返事をしてしまうのだろうか。泣けてくる。将来の我が身のことを思い悲しくなる。 見知らぬ男に暴言と暴力を受けるシーン。解釈によってはけっこうブラックで恐ろしい。妄想でなく事実なのでは。そう思うと辛い。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-03-21 18:35:17) |
13. フリー・ガイ
《ネタバレ》 ゲーム内のモブキャラが自意識を持ち始め、女性プレーヤーのストーカーになってしまう。なぜそういう行動を取るのかは後ほどわかるのですが、言われなくてもまあ見ていれば自ずとわかりますよね。素直な展開と素直な正義感で、意外性は薄く、ありきたり感、感動の押し売り感はあります。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-03-16 20:27:12) |
14. フィッシャー・キング
《ネタバレ》 悲劇のことにどうしてもとらわれてしまって、悲劇と喜劇とハートウォーミングの混じった感じがなじめませんでした。 [DVD(字幕)] 1点(2018-03-28 20:10:37) |