1. ペイン・アンド・グローリー
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による人生讃歌。老いた映画監督に走る脊髄の痛み。すっかり覇気を無くしたオイラ。少年時代が並行して描かれ、アルモドバル版「ニュー・シネマ・パラダイス」という宣伝文句だけど、麻薬漬けや同性愛に何だか興ざめ。当然、あの名作には遥かに及ばねえ。 [映画館(字幕)] 6点(2020-08-22 05:10:56) |
2. ペレ 伝説の誕生
《ネタバレ》 貧乏少年でいじめられっ子、社会の底辺にいた男がサッカーで世界を獲るまでを描いたスポーツ伝記。チームプレーなんてやってらんねえ。超絶個人技でゴール量産だぜぃ。それはペレに対してだけ言えるコト。W杯決勝前の朝食中に、灯台へ向かってリフティングでゴーはちょっと暑苦しいぞ。でも結果を残したので問題なし。 [DVD(字幕)] 6点(2019-11-02 06:34:42) |
3. ベイマックス
《ネタバレ》 ハートウォーミングドラマじゃなくて、戦隊ヒーロー映画じゃん。いろいろ武装変化するマシュマロみてえなヤツ。想像と異なり、入り込めなかった。駄作。エンディングテーマ、AIの「story」は心地いい。 [DVD(字幕)] 5点(2019-05-26 01:50:15) |
4. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
《ネタバレ》 スティーブン・スピルバーグ監督がまとめ上げた、新聞社ワシントン・ポストと国家権力の軍事機密文書を巡る攻防。権力に屈せず、「報道の自由」の勝利。終幕にてウォーターゲート事件を映す。メリル・ストリープとトム・ハンクス、大御所が好演。 [映画館(字幕)] 6点(2018-04-01 02:07:55) |
5. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 服飾店の一室での会話劇と惨劇。タランティーノ監督らしいクレイジーなバイオレンス展開だが、とにかく会話劇がくだらなくて3時間弱がかなり長尺に感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2016-11-18 00:30:20) |
6. ペコロスの母に会いに行く
《ネタバレ》 認知症になった母親への介護奮闘記を面白可笑しく漫画化したものが原作。玉ネギのようなハゲちゃびんの息子による介護コメディ。今の事はどんどん忘れ、意識はいつも大昔の思ひ出の中。アタマの中がぶっ飛んで、あどけない童女のような満面の笑顔。89歳の赤木春恵がある意味渾身の怪演。竹中直人の髪型はウサン臭いサギ師みたい。母親の大切さを思い起こされる心温まるヒューマンドラマ、良作。 [DVD(邦画)] 7点(2015-10-04 02:30:35) |
7. ヘラクレス(2014)
《ネタバレ》 ライオンのフードをぶら下げて斧を振り回し躍動、「神の子ではない」英雄ヘラクレスのファンタジー・アクション。ドウェイン・ジョンソンがヘラクレス役のためにビルドアップ、ワイルドでゴッツすぎ。槍、ナイフ、弓、体当たり、千枚舌…それぞれ愛用の武器で戦う5人のナカマは個性が弱い。黒幕の暴君は転がる銅像のアタマにぺしゃんこ、あっけない。スペクタクルファンタジーの雰囲気を醸しているが、全体的に中途半端な印象。 [映画館(字幕)] 6点(2014-12-31 23:47:24) |
8. ヘルプ 心がつなぐストーリー
《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。社会に根深く残る人種差別問題に対して黒人家政婦たちが必死の抵抗、“特製オゲレツパイ”。庭に敷き詰められた洋式便器にまたがって女の子が「チッチできた」に爆笑、映画史に残る珍場面かも。エンドロールでは頼もしく力強い黒人家政婦の背中をそっと押してます。 [映画館(字幕)] 7点(2012-04-18 23:42:53) |
9. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 大会はまさにジュニア版天下一武道会、“鶴亀合戦”。決勝戦のフィニッシュはオーバーヘッドキックで一刀両断、強烈で爽快。ユニークな修行の数々も大いに楽しめました。ベタベタな物語だけどアグレッシブなカンフーアクションに燃えました。今年の映画館観賞有数の傑作。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-08 23:07:58) |