2. ベスト・キッド(1984)
自慢げに?「これは空手じゃない!」とムキになってなっておられる格闘家大先生のレビューもあるようですが、この作品の価値やねらいは、元々そこには無いんですよ。もっと精神的な部分……人間的成長のドラマとして、観ないとつまんないでしょうね。証拠に空手ブームの背景があったから、空手ですが、サッカーやボクシングに置き換えても同様のドラマは出来てしまうんですよ。また、修行方法が陳腐との意見もありますが、寛容の精神をもって(それこそ武道家!)映画的に観ましょうよ、とご提案申し上げたい。ところで、映画にもあるように鍛練の基本は単純な反復運動です。それを克服出来ない人は、上達しません。自分のことですが。(自嘲) 7点(2003-07-12 18:44:40)(良:1票) |