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1.  ベニスに死す
最初に見てからもう30年近くなるんですねぇ。“ベストワン監督”のルキノ・ヴィスコンティの作品群の中でもとりわけ抜きん出た傑作。僕個人としても生涯のベストワンと言い切ってもいい作品です。休暇でベニス(現ベネチア)の島に来た老作曲家が、たまたま遊びに来ていた美少年に心を奪われ、やがて熱病に冒され死んでいくというストーリー。貴族出身でもあるヴィスコンティ監督の絢爛豪華なるセットや衣装の見事さは、決して貴族趣味に陥っていない気品があり、また映像と音楽の融合は見事というしかない。ラスト、夕陽の海の中で戯れる少年(幻のような美の極致)を遠く眺めながら、砂浜の椅子にもたれて苦悶の表情の中、笑みすら浮かべながらやがて息絶える主人公(=ダーク・ボガードが一世一代の熱演)が哀れだ。その顔には“美”と“若さ”に憧れるかのように化粧が施されていて、やがて死熱によりそれが崩れていくさまは強烈な印象を残す。21世紀にも語り継がれていくべき名作です。
10点(2000-09-25 00:05:09)(良:1票)
2.  ペーパー・ムーン
いつの時代でもその流れに埋もれてしまいそうな慎ましい人々が、それでも懸命にしたたかに生きていこうとする姿には感動せずにいられない。おそらくチャップリンの「キッド」や「モダンタイムス」を意識して、30年代という雰囲気を白黒スタンダードというオーソドックスな方法をとった事(ラストの一本道に到るまでの展開などは、正にオーソドックスそのもので先が読めてしまうけど、それでもなお新鮮に思えるから不思議)と、キャストにライアン・オニール父娘を得たことが、この作品の成功の大きな要因と思う。T・オニールはこのあと「かんばれ!ベアーズ」にピッチャーで登板してから、どうやら現役を退いたようだし、また監督のP・ボグダノビッチもこの作品あたりでその才能を枯らしたようで、第一線を退いてしまったのが惜しい。
8点(2000-10-15 17:07:53)
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