1. ペーパー・ムーン
はずしたところのないピタッと決まったコメディの傑作で名作です。100分強の中に無駄な描写は全くありません。なので、退屈することなく最後まで楽しめます。120分が主流になっている最近の映画のなかには、最初の20分ぐらいストーリーと無関係な退屈な人物設定や背景設定に費やす作品が多いですが、この作品はストーリーを展開しながらその中で人物設定をしていくという、当然ですが、みごとな構成の作品です。白黒にしたのも、時代の雰囲気が出ていいですね。コメディー部門の作品の中では満点です。 [DVD(字幕)] 10点(2006-09-10 20:28:36) |