2. ベスト・キッド(1984)
この1作目は素直に面白いと思います。ここでは色々言われてますが少なくとも私の周りの空手経験者でこの作品にケチつけた人はいませんでしたよ。手首を鍛えるのに湯舟に浸かった状態でひたすら手でバタ足をしている話を友人から聞いた事もあります。実際の鍛練は地味な反復作業の繰り返しであってそれを考えるとこの作品の特訓場面は映画的な色づけこそあれ理にかなってるんじゃないかと思うんですが。形とか技とかって2の次でしょ、まずは土台がしっかりしないとね。多いんです、空手とか習うイコール技を教えてもらって簡単に強くなるって勘違いして何も教えてくれないってすぐに投げてしまう奴。それが最初の方で通信教育みたいなので一生懸命蹴りの練習をしている主人公に象徴されていると思うのですがいかがなもんでしょ? 8点(2003-05-05 12:54:09) |