Menu
 > レビュワー
 > ゴシックヘッド さんの口コミ一覧
ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 
「ハリセンボンでのお仕事お疲れ様です」「マイケルムーア監督だよ!」 のネタでお馴染みの監督のドキュメンタリー作品を久々に見ました。 ムーア監督の視点はユーモラスでありながら鋭く、 アメリカ社会に蔓延する“恐怖”が銃社会と深いかかわりにあること、 そしてその恐怖の出所を探ります。  さらにマリリンマンソンがアメリカ人の抱く恐怖の正体を(ムーアとは違った切り口で) 知的に的確に語っているところが印象深いです。
[DVD(吹替)] 8点(2015-01-06 00:07:36)
2.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
広大な風景と軽やかな澄んだ音楽と、元気に駆ける子供たちを見ると日頃のストレスがぶっ飛ぶ。 ただそういう癒し系映画ではないらしい。 ふとしたことで少年はある秘密を発見してしまう。 それは大人たちの秘密だ。 その謎を少年の視点で追っているところが良い。 子供の目線からみた大人の社会とか世間ってだいたいこんな感じだろうなっていうのが伝わる。 大人たちの事情があまり語られないのがまたミステリーな感じで良い。  素晴らしい自然の描写はその土地の気候を見事に描く。 ほんのり感じる幼女のエロスと濃厚な熟女の色気はなんだろう。 主人公は美少年であり、その少年からも色気を感じる一瞬がある。 ときに気候はその土地の人間を色っぽく見せる。  少年が穴の中にあるものを発見する場面がめちゃくちゃ怖かった。心臓が止まると思った。 この他にも緊迫感が張り詰める場面がいくつかあるのでドキドキした。 ただその緊迫の場面もごく自然にやってしまうのは監督スタッフの腕前なんだと思う。 少年は秘密の場所で天使と出会う。その不思議さが印象的。 天使が布にくるまって水を飲むシーンが映像としてなにか美しい。  子供の視点で描かれる物語の中で、 少年ふたりが大人たちに隠れた場所で秘密をもつというのはなにか性的な感じもした。  この映画はアルバトロスの予告で知ってスタンドバイミーと比較されてた記憶があります。 スタンドバイミーはまるで自分が少年の真ん中にいるような感じだったと思いますが、 この映画は少年たちをもっと遠くから見ているような感じがした。 子供の視点で描かれているのに遠い。この遠さは悪いのではなく、それが儚い記憶のようでなんとも良い。 「ぼくは怖くない」というタイトルの意味が分かってきたとき、 友情と勇気が素晴らしいものだと思った。 (2012年の感想)
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-05 23:43:33)
3.  ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 
ずっとずっと見たかった映画だ。 なんともとらえどころのないところが素晴らしい。 繊細さと残酷さの両方がある。 どこか似た者どうしの二人。通い合う心。 しかし血は通わない。少女はヴァンパイアだから。 少女エリは少年オスカーを愛するが故に血を拒まねばならなかった。 そんな痛切な恋する少年と少女の逃避行。 ヴァンパイア幻想をまるで小さな恋のメロディにのせてやっているかのようだ。 「いじめっ子なんて醜い生物は消えておしまい!」というラスト手前の衝撃、 その瞬間ぼくはエリに恋をした。 少女エリはいかにもヴァンパイアという顔つきをしている。 スウェーデンの美しい冬景色が心にしみる。
[DVD(字幕)] 8点(2013-05-03 01:34:08)
4.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
面白かったと思う。 コメディが良い感じで、思ってたほど爆笑しなかったけど面白かった。 (あんま僕はこの監督さんの作品とは相性が良くないみたいですが)平均点の高い監督さんなんですね。 前半はよく分かんなかったけど、 殺人鬼らしき影が出てきた辺でワクワクしてきた。 後半から徐々にアクションも増えてきて、コメディにも拍車がかかってきて面白くなってきた。 さらにスプラッタが面白くて、、、走る黒装束の人がクリムゾンリバー2のようだった。
[DVD(吹替)] 7点(2013-05-03 01:11:14)
5.  ホーンテッドマンション(2003) 《ネタバレ》 
昔1回見た。ほとんど忘れてたのでまた見てみた。 シチュエーションはホラーテイストであるが内容はファンタジー。 ディズニーのアトラクションをもとに作られた映画とのこと。 まずエディーマーフィーをはじめ黒人の家族が西洋の洋館と全然雰囲気が合っていない。残念。 歌う石像や水晶玉の魔女など愉快なキャラクターではあるが最後まで少々ウザい。 これもホラーなシチュエーションに全く場違い。 給仕の老人二人はまだ好感がもてるけど。 それでも最初はファンタジーで面白かった。 徐々に展開がオンパレードでウザくなってくる。 犯人捜しとか自分は鈍いほうなのでアレだったけど、 ちょっと意外な人物を黒幕に仕立てて急展開とかホントどうでもよくなっていく。 それにしても館主の悲しい恋物語には心惹かれるところがあった。 実は自分は趣味で洋館の画像や資料などをコツコツ集めてるのですが、 このホーンテッドマンションはディズニー製作でありながら なかなか怪しげで美しいファンタジーに満ちた洋館の場面が多々あったのが個人的にかなりの収穫だった。 この映画でもっとも美しいのはオーブの青い光だった。
[地上波(吹替)] 4点(2013-04-11 23:56:55)
6.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
ルワンダ紛争の悲惨さをただただ伝えていました。 人間の怖さと残忍さがあり、 また逆に人間を救おうと必死になる人の姿があります。 そして怯えながらも必死に生き延びようする人々の姿があります。 家族愛と子供たちの笑顔がありますが、 外では無数の死体が転がります。  大虐殺の被害者の膨大過ぎる数の上で、 子供たちの歌う民族音楽には生命の力が漲ります。
[DVD(吹替)] 7点(2012-06-22 23:14:31)
7.  ポネット 《ネタバレ》 
母親の死を受け止めきれない少女の姿があまりにも悲しい。 母親に会いたいという思いから孤立してしまう少女をごく自然な感じでとらえる。 そこから死というものや母親がどれほど大きな存在であるかが見えてくる。 幼い子が親を失うことの現実の重みとはどれほどか。 あまりにもひたむきな姿は感動を誘う。 ポネットと母親が楽しそうに遊んでいる姿を見てると涙が出そうになった。 透明感と温かみのある自然風景が美しく残る。 ファンタジーの描写は良かった。 4歳の女の子の視点で描かれた作品であり、 4歳の子供に「現実を見ろ」なんていう大人の意見が無責任だとも思う。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-10 22:43:24)(良:1票)
8.  ボディガード(1992) 《ネタバレ》 
残念なことにホイットニーヒューストンが亡くなってからの鑑賞となってしまいました。 素晴らしい映画です。とても感動できるラブストーリーの映画です。 ケビンコスナーが非常にカッコいいです。 彼の理性的なところに非常に惹かれます。 男らしいです。またプロ意識も高いので憧れてしまいます。 ホイットニーヒューストンは非常に女性らしく、それをガードする男らしさという関係がまた素敵なんだと思います。 このボディーガードをまだ中学生のガキの頃に観たときにはホイットニーヒューストンはおばさんだなといった印象でしたが、今観てみると非常に若くて綺麗なお姉さんだったので、そのイメージのギャップに時代の流れを感じてしまいまいた。 授賞式の緊張感は張り詰めていて素晴らしいです。 サイコな異常者、雪山の別荘、渦巻く陰謀、、、サスペンス映画としても面白いです。 異常者(熱狂的なファン)は非常にサイコな雰囲気が漲ってます。 熱狂的なファンの愛と相手を想う純愛との違いがこの映画にはあると思います。 ”アイドルを愛する”と”人間を愛する”は全く異なるものでした。 また仕事関係と恋愛の間で揺れ動く心が面白いです。 90年代の素敵な年代が感じられます。 また主題歌で爆発的な感動が生まれます。先日も駐車場に車を停めた時、偶然に車内のラジオでこの主題歌が流れ、その場で目を瞑って聴きいってしまいました。ホイットニーの歌うこの主題歌は偉大に思います。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-02-24 02:08:13)
9.  ホワイト・ライズ 《ネタバレ》 
平均点が比較的に高くない作品なので軽く見るつもりでダルく鑑賞。 時間軸?が自分には複雑に思えて、そこで巧妙さを出してるような感じが少しだけしました。 ここまで気取ったシャッフル映像で見せられると、観客が遊ばれているかのようです。 婚約者に渡された薬のせいでトリップしてるのか?デイビッドリンチの映画のマルホランドドライブか?など連想しながら見ていました。 スタイリッシュに感じるカット?がなんだかクールで不思議です。 音楽も不思議な時間の流れを作ります。 二人の美女に惑わされ続けましたが、サスペンスのような味付けが謎を呼び、引き込まれます。 ミステリアスな雰囲気の中で異なる二人の美女は美しく惑わし、男は迷宮に溺れるかのようです。 中国の出張に旅立てずにどんどん遅れてゆくのは、まるで試験や仕事に遅刻する夢を見ているかのような焦りと心地悪さがあります。 嘘を告白し終えてパズルがぴったし合った最後の感動はしっかりとしたものです。 ダルく見たのに集中力がけっこう持続したのは、引き込まれる不思議な力が働いているからだと思います。 利用された鶏男は可哀そう過ぎだと思いました。 今後、友情がどうなってゆくのかがまた気になりますけどね。
[DVD(吹替)] 6点(2012-02-11 01:13:59)
10.  ホーム・アローン4<TVM> 《ネタバレ》 
今年は3では満足できずに4も見た。 普通のコメディとして悪くは無いとは思うが、ん~、、、シリーズ最低駄作、、、。 まずビビったのは、4作目になって、(2作目で最後だと思っていた)ケビンもバズ兄もマーブも出てきたことが驚き。 ただ偽ケビン、偽バズ兄、偽マーブなんですけど。 製作者側に悪気は無く、今回のコレが最高傑作になると思っている時点で余計にタチが悪い。 どうやら作っている本人たちまで正当な続編だと思いこんでいるらしい。 なんだろうね。ケビン家族が普通になってしまったこの感じ。 昔みたいに親戚一同が集まって大賑わいのクリスマスはどうしたのやら。 2作目の数年後なのかしら、母と父が離婚してしまったようで、そんな!ケビン君一家で離婚なんて信じたくない! それにバズ兄ちゃんの威厳はどこへ行った!? しかし、この兄ちゃんの気持ちは少し分かる。 弟をイジメたくてしかたがないんだろ。 実は弟が可愛くて仕方が無いんだな。 たぶんそう思う。 豪邸での 子供部屋とか、確実に間違っている。 あんな部屋で育てば、愛に飢えて自殺しちゃうかもしれないじゃないか。  これが「チャリティー」といった言葉の裏側にある実体なのか? なんだか“悪”の親切を見た。こりゃ親切の悪い側面ですよ。 便利すぎるところに警鐘を鳴らしたのは良い。便利さと愛は伴わない。 しかし子供は余計なことをしちゃいかんな。大人には怒られるだけだし。 大人は子供の話を聞こうとはしない。 だから大人が信じない場合、泥棒とか大人に任せとけばいいんだよ、偽ケビン君。 信じなかった大人のせいにしちゃえばいいんだから。 てかマーブってどんだけドジなんだよ。  ブレスコットいいヤツだ~。良かった~。 てか、ボスが判明した時点でキャラが変わってんじゃんかよ~!!  ケビン君は「今年のクリスマスはいままでで一番最高!」って言うけど、本当にそうなのか!?ニューヨークに行った頃とか、家でピザ食ってたころとか、その頃の方が楽しかったじゃんかよ~! コメディとしては3作目よりも冴えていない。 感動は普通のレベルにまで陥ってしまった。 クリスマスの魅力もあるかどうか分からない。  ま、今年のクリスマスは「一番最低」から「一番最高」にまで変わったのだから、それはケビン君にとっては良かったのだと思います。 僕は残念ですよ。
[DVD(吹替)] 5点(2010-12-26 00:19:55)
11.  ホーム・アローン3 《ネタバレ》 
毎年クリスマス恒例のホームアローン鑑賞。(もう、彼女いないのバレバレです!)  これは最初の時点で駄作だと分かってしまう。 ミサイルだとか兵器だとか、なんだか「ダイハード」みたいな スタイリッシュな方向に行ってしまっている。 アクション映画か?ホームアローンなのに。 そういうところのスケール感はたぶんいらない。 そういうのはシュワちゃんやセガールに任せとけばいい。 大人の世界の“悪”はいらない。 子供の世界の“悪”であって欲しいのだ。 その“悪”の存在自体に笑いやユーモアがあって欲しい。 子供の目線で描かれるべきであり、子供の夢のお話であって欲しいと思う。 ホームアローンはもっとメルヘンであってほしい。  悪役にハイテクだとかプロ意識だとかそんなものはいらない(それもある意味では子供の世界の敵ではあるが)。子供がそこに立ち向かうのは面白いけど。 そういった“悪”を前面に押し出した結果、クリスマスのもつ魔力が半減したと思う。 ホームアローンのもつ温もりのようなものは薄れて、少し冷たい印象だ。 前作ではにぎやかだった家の雰囲気も、どこか冷めた印象に。 少年は両親に愛されているようだが、扱われ方が中途半端で、そこが何だか寂しい。 もの凄く悪いお兄ちゃんが、怖いんだけどとても大きく見えたとか、そういうのは無い。 兄弟関係がすごいアッサリしている。最初はバカにしているが最後は認めるというところが凄く簡単に思えてしまう。  1・2では母と子が抱き合った場面で起こる感動は、引き離された家族の対面であり、奇跡であり、物凄く感動を誘うのに、今回はそういう部分も物足りない。  あと何といってもクリスマス的な魅力が薄い。 なんとなくそんな感じがする。  隣の頑固ババァ、ああいう人間を見ると気の毒になって愛おしくなる。 自分と似た面を見るのだろうか。弱ったババァを見ると、なんだか可哀想で仕方がない。 凍えそうなババァと温かいスープ、、、これは昔観たときから今まで記憶していた。 何か自分の中で残る部分がある。  コメディとしては磨きがかかったかのように冴えているようにも思えた。 股間を打った直後の尻パンとか。 なかなか仕掛けに凝っているようで。 悪いとは決して思えなかったが、 ハートフルな部分では萎んだ印象は否めない。 子役には責任は無いが、ケビン君の可愛さには敵わん。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-26 00:03:53)
12.  ホーンテッド・ゾーン
意味不明。見ているだけで船酔いしそう。もうゴチャゴチャです。 それと、きったねえションベンだなぁ。 、、、どなたかが既に書かれたように、主人公の妄想なのか、船が呪われていたのか、海が呪われていたのか、そのうちのどれかだろうが、全部ということはないと思うのだけれど。 たぶん「主人公の妄想」というのが強いように僕は感じた。あるいは「怪談話」のそれぞれが実体化して表れたのか。 結局は何がいいたいのか、何が元凶なのかを、もっと製作者自身がはっきりして欲しい。 詰め込みすぎというか、消化不良というか、そんな感じに思う。 中途半端な霊がシコシコと出てきて、一体それが何なのかも分からないようでは、怖くも面白くもなんとも無い。気持ち悪いのだけれども。 怪談話の場面は面白いが、、、というのもああいう場面は、自分も彼らと一緒になって怪談話を楽しんでいるかのような疑似体験を味わえるから。 哲学的な話も少しは面白かった。製作者もティーンもバカなりに考えてるんだね(←って失礼)。 しかし一人ぼっちになると不安なんだが(観客まで不安で孤独になるなコリャ)、仲間があらわれると安心するな。 他のホラー映画よりも気分が悪くなった。
[DVD(字幕)] 3点(2009-12-30 21:13:58)
13.  北斗の拳(1995) 《ネタバレ》 
ケンシロウの肉体が現れた瞬間に「ああ、もうダメだ」と思いました。 そして彼の表情を見た瞬間、もう気分は撃沈です。 物語の見せ場であろう“偉大な宿命”みたいなものは感じなかったです。“血で血を洗う伝承者争い”もありません。「友」も描かれていません。  シンが師承を銃殺する場面とか、全然わかってないですねぇ(僕も分かってないけど)。 シンはケンシロウが「友」と呼んだ男ですから、あんなクソな事はしないと思うのです(あれはジャギのやりかたです)。  バットは酷いブ男です!タコかと思いましたよ!最低です、、、。 リンも天帝の娘ですから本来は神のような高貴な存在なんですが、、、。 だからバットにはショタ系のヤンチャ少年を、そしてリンには絶世の美少女を起用するべきだったでしょう。 ケンシロウの「ユリア~」という弱々しい●モっぽい叫び声は何なのでしょう?泣きそうじゃないですか。とても弱弱しい絶叫です。 そして「お前はもう死んでいる」と言った時の、フフン♪と得意気な、ちょっと嬉しそうな表情は何なんでしょうか(まあ、僕の気のせいですね)? シンの「ユリア」が「ジュリア」になってるじゃねぇか! シンの役やった人は“ユダ”に似ていると思います。  B級なんてもんじゃありませんが(G級位かと)、町の荒廃した雰囲気はB級っぽくて良かったです。 全体的に汚くて臭そうです(とくにバットが)。 バットを勝手に殺しちゃいました。バットは死ぬときも汚かったです。 デブのジャッカルさまが良い感じに声を張り上げておりました。  って、ただ拳法アクションを撮りたかっただけじゃん!、、、北斗神拳じゃねぇし。 まあそれでもアクションはなかなか魅せる部分もあるかも。 雰囲気作りも頑張っているようですし。肖像画で独裁者っぽさを演出したりと、美術等は頑張っていたような印象です。 悪党が村人を襲う場面での暴力シーンはちょっと良く描けていたと僕は思います。クソですけど! 大人気コミックの映画化なんてこんなモンなんです。 
[DVD(字幕)] 1点(2009-03-06 03:52:11)(笑:2票)
14.  ホーム・アローン2 《ネタバレ》 
今年も見てしまった。 あのケビン一家がまた帰ってきました! シリーズ2作目も非常に楽しく心温まるクリスマス映画の良作です。 本作はケビン君が一人ニューヨークで大冒険!前作よりもスケールが大幅アップ。  危険なニューヨークですが、クリスマスの雰囲気は素晴らしいです。 クリスマスムードを盛り上げる音楽がまたいい。 リムジンでピザとコーラとか、おもちゃ屋の雰囲気とかすごくワクワクする。 非常に夢のあるファンタジーだと思うから好きだ。  クリスマスの天使ケビン君は今回は可愛らしい小悪魔というか残酷な天使だ。 前作よりも過剰と思えるトラップの数々は商業的な為と思われる。  ホテルのスタッフは愉快な人ばかりでおかしい。 とくにロッキーホラーショーの人はいい演技してると思う。 今回もグリンチみたいな泥棒コンビは大活躍ですが、 僕はノッポなマーブのほうが好き。 いいリアクションするから。  おもちゃ屋のダンカンさんという人物は素晴らしい。 ケビンとダンカンさんとの対話がなんか素敵だ。 鳩おばさんはファンタジーな存在感が良い。 見かけは怖いけどクリスマス愛の抽選に漏れた孤独感と哀しみがなんとも愛おしい。 哀れそうで怖そうな人が人間味を見せると心惹かれる。 しかしケビンの目で見た夜のニューヨークは怖すぎる。 実際はもっと怖いんだろうけど。 そんなニューヨークの孤独さがあったからだろうか、 母親とケビンとの再会は前作以上に感動するかも。 以前はホームアローンは家族愛をテーマにした作品だと思っていたけど、 たぶん母子愛の方が強いのかも。 それでも小さな子供と母親との母子愛って嫌いじゃない。 たぶん自分はそこに自身を投影して観てるんだろうか。  笑いは前作よりも上かも。とても痛快だ。 マーブが女性にビンタされるところが面白くて仕方ない。 あとケビンがいない事に気づいた時の母のリアクション、 フロントマンの男がケビンの母にビンタをくらったところなど、 好きなシーンは多い。  心温まるハートフルコメディの傑作。 このテンションで3作目もいけたと思うんだけど、これでケビン君一家ともお別れです。 ああ寂しい。 
[DVD(吹替)] 8点(2008-12-24 01:50:54)
15.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 
オリジナルと比べてしまうと面白くないかもしれません。  結局リメイクなんてものは、 その監督が「オリジナルを超えてやる」「自分が作ればもっと面白いものが出来る」みたいな「欲」みたいなものが渦巻いているんです。 原作に対する敬意なんてものはありません。  臨場感もありません。人物描写も表面的です。 背景とかが雰囲気づくり、臨場感づくりに重要なのに、人物をアップに映し過ぎていています。(かといって背景もCGの割合が多過ぎるような、、、) 役者は全身で表現しているというのに、顔しか映していないんです。 美人のボインボインを映しとけば観客が喜ぶと思ってるんですね。 そこには映像美なんてものはありません。 臨場感が無いので状況も伝わってきにくいです。ゴチャゴチャし過ぎてるんです。  オリジナルの面白かった部分を、CGを使って大袈裟に表現して「原作よりもスゲーだろ」「迫力あるでしょ」という、、、オリジナルを踏み台にしている感じです。  「リアリティが無い」というより「人間味の無い」といった感じでしょうか?  10年もたてば全く価値の無い作品でしょう。 アメリカンティーンエイジャー向け。どこにでもあるような感じです。 「何も考えないで観る分には面白い、、、」それは良いですが、そんな作品を観るほど僕たちは暇じゃないのです。  大波が来たとき、怪物の雄叫びみたいのがしたのが面白かったです。 ポセイドンというのは海の神様みたいな存在だったと思いますが、 自然災害と神様とを結びつけることで神秘性みたいなものが感じられて良かったです。 ネーミングが素晴らしいです。(まぁ、オリジナルが素晴らしいのですが)  リメイクにも、その監督の雰囲気というかオリジナリティが必要だと思いますが、 それが「一人ヨガリ」で終わってはいけないと思います。 僕の大好きな「海」が舞台なのに勿体無い。映画館向けの作品です。 、、、、!と否定しまくりましたが、、、監督は僕の超大大大好きな「ネバーエンディングストーリー」のペーターゼン監督作品ではありませんか!大変残念であります。 (廃盤「ポゼッション」の中古DVDが無いかと必死で探していると、いつもこの「ポセイドン」がひっかかる、、、)  
[地上波(吹替)] 5点(2008-10-06 00:05:38)(良:1票)
16.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
面白かった~。でもちょっと疲れました。 ごく日常的なところに危険って潜んでいるんだなぁと思いました。 泥酔運転をしたときの描写がとても緊張感があって面白かったです。 泥酔演技も良かったと思います。 主人公と母親の関係が面白かった。 女優さん本当に美人ですね! 街の、都会の(古いんだけど近代的な)雰囲気は好きです。列車も物語を盛り上げます。 僕がこの作品で一番好きな場面はオークションの場面です。笑っちゃった。 モニュメントの場面もなかなか迫力があってよかったです。 この作品はとても「大冒険!」って感じです。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-17 02:39:12)
17.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
これはなかなか楽しめました! テレビでやる度に観ちゃうんですけど、まだ飽きませんね~。 僕は自然災害や異常気象のパニック映画が大好きなので、それで本作はとても楽しめました。 オープニングでは日常生活が映し出されていて、その平和な日常が徐々に崩壊してゆくというのでとても効果的でした。 その日常で流れるニュースや占いなどがとてもかったるくて乾いていて、ちょっと印象に残りました。 運転手を救出した「スタン」の行動は素晴らしく、とても感動いたしました。 喧嘩していたポリスが「消防車をまわせ!」というのにもちょっと感動しました。 迫ってくるマグマにもとても迫力があったように思います。 消防車のハシゴの場面はもうドキドキしましたよ! こういう作品は、災害の危機が過ぎ去った後の清清しさが魅力の一つかと思います。 CGに頼り過ぎていないのにも好感が持てました。 トミーリー良いッスね!
[ビデオ(吹替)] 6点(2008-07-06 23:12:29)
18.  ポルターガイスト(1982) 《ネタバレ》 
個人的にはかなり好きな作品です(フーパーですから)。 これまた、どこか独特な印象を残す作品だ。 そのひとつにトビーフーパー独特の人物描写にあるのかもしれない。 登場人物がとてもリアルに面白く描かれていると思う。 だから僕は人物同士のやり取りを観ているだけでも面白い。 椅子が机の上に乗っかったのを驚く母親のリアクション、 椅子が動いたときの父親の驚いた表情、それをみて喜んで飛び跳ねる母、そういった人物の表情がとても面白い。 庭の工事現場のおっちゃんと長女とのやり取りも見事だ。何度観ても笑っちゃう! 霊能者も変な感じが出ていた。 少女の飼っていた小鳥が死んで、その死んだ小鳥の扱い方も良く描かれていたと思う。 またフーパー独特の感じがこの家の「だらしなさ」として表れているのかもしれない。 夜中にテレビがついていたり、転寝してたり、ポテチを食べながら寝ちゃっていたり、 それは一見普通なのかもしれないが、僕はこの「だらしなさ」が面白いと思いました。 朝ごはんを食べる場面でも、人間臭い生活感みたいなのがにじみ出ていたように思う。 研究者の助手みたいな人が、台所で食べ物を探して肉を調理しようとするあたりは一番フーパーらしい場面だと思う。 あの台所のシーンは大好き。 「木」も変な感じが出ていた。 でもあの眩しい「白い光」はスピルバーグ側によるものかもしれない(「ET」とか「未知との遭遇」のようなSF的な光)。 そういう部分がこの作品にファンタジーよりの神秘的な印象をあたえているのかもしれない。 でもスピルバーグとトビーフーパーは全く面白い組み合わせだと思う。 後半はもう棺桶パニック!棺桶の逆襲です! 幽霊とかに鬼気迫る感じはないが、しかしこの幽霊は子供が懐くオバケの印象なのかもしれない。ゴーストとか絵本の中にいそうじゃん。 だから子供に観て欲しいホラー映画だと思います。 部屋の置物やベッドが物置に吸い込まれてゆく場面は個人的に名場面だ。 家の中が歪んで見えたり、木がとても怖かったり、それは子供の世界なのかも。 とても不思議な印象を残す作品でした。 《友人はこの作品を「中途半端!」といいますが、僕は「好きなの!」と言い張ってます。》 この作品はね、ホラー映画の中でちょっと変な存在感を放っているの。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-09 01:23:13)(良:1票)
19.  星になった少年 Shining Boy and Little Randy 《ネタバレ》 
カンヌ映画祭で主演男優賞(だっけ?)、、、へぇ~。。。 タイに行ってもみんなにイジメられちゃって、気がついたら仲良しですか、良いですね。 まさにこれは映画の黄金率です。 まあ、向こうでせっかく出していただいた食べ物を食べなかったら嫌われちゃうのはわかります。 その土地のものを「食べる」ということは、その土地のものを自分の体の中に取り込むことで、その土地の世界(価値観)を受け入れる(儀式的な)ことだと思います。彼はその土地の恩恵を拒んでしまったのかもしれません(現代的なカップラーメンなんて、そんな、、、)。 でも最後はちゃんと食べれていたから、なにか変化が表れていたのかな? でもでもホントにあんなに最初は嫌だった少年たちが最後はあんなに仲良しになっちゃうなんてね。 やっぱり本人の「見え方」の問題ですかね? そこの雰囲気になりきることが大切なんだね。 そこの象の学校の校長先生も良い人でした。  坂本龍一の音楽がいいです。美しい。 「ジャングルの森」と「坂本龍一の音楽」が重なったとき、それはとてつもない一体感があってとても美しく感じた。 もしかして坂本龍一の音楽には「自然」「大森林」を感じさせるなにか美しさがあるのかもしれません。(だから僕の感じた「自然の美しさ」は「映像」よりも「音楽」にあったのかも、、、) 序盤、お母さんがちょっと嫌だった(言い過ぎかな)。 少年がバイクで出発する場面では、その後に起こることがもうだいたい想像ついちゃうよね。(そんなのタイトルで分かるわい!) なにか「それを予感させる前兆」みたいなものが映像の中にあったのかもしれません。 そういう雰囲気ってあると思う。 でも子役って(少年の事ね)、なんだか大きくなるのが早いように感じます。 ジャケットに使われている少年の写真がインパクトあり過ぎです! 
[地上波(邦画)] 5点(2008-02-09 03:04:19)
20.  ホーム・アローン 《ネタバレ》 
クリスマス映画の傑作。  クリスマスが近づくとついつい観たくなる作品のうちの一つです。  この作品はとても賑やかなので孤独になった時に観ると良いと思う。  家々はクリスマスのイルミネーションで彩られ、家族の賑わいは温かく、 こういう映画を見ると向こうの国はクリスマスを大切にしてるんだなと思う。 こういうクリスマスの雰囲気が大好き。 それにちょっと昔のアメリカ映画の良さもあっていい。 この作品の音楽はクリスマスっぽいしファンタジーさも盛り上げてていいと思う。   なにより少年ケビンが天使のように可愛い。 怖いバズ兄ちゃんも最後には優しくなるのは劇場版ドラえもんのジャイアンみたいで観ていて嬉しい。 マリーじいさんの不気味な存在感が子供の視点で描かれていて面白い。 泥棒の凸凹コンビの愛嬌は何度見ても微笑ましい。やっぱ吹き替えで見てる。   大家族の末っ子ケビンにとって誰もいなくなった家というのは今までとは違う自由空間であり そこはまるでクリスマスの非現実的なムードをまとったファンタジーだ。 同時に危険も潜んでいて、地下室やバズの部屋には子供にとっての未知の魔空間や危険も存在します。  地下室にはストーブ・モンスターがいるし、バズの部屋には毒蜘蛛がいるし、武器もあったりで、 なにより「プレイボーイ」なんて子供にとって未知なる冒険だ。 悪魔か死神のようなマリーおじさんはお伽噺めいている。 ケビンはまるで家族が留守の間だけファンタジーを体験しているよう。   「家族なんかいなくなればいいのに」と念じたケビンは 一人きりになることで家族の大切さに気づく。 家族愛(とくに母子愛)を描いた作品であり、仲違いした者を許すことの素晴らしさを描いている。。  一人さみしかったケビンが最後で家族(とくに母)の温かさに包まれるのは感動的。  その後に「ケビーン!!」と怒鳴られるシーンはお約束。でもやさしいんだよね。   とても愉快で温かいファンタジーな気分になるクリスマス・ファミリー映画の傑作。 大好きなのでDVD買って毎年見てる。 
[DVD(吹替)] 8点(2007-12-19 02:13:02)(良:1票)
010.12%
170.86%
2334.07%
3627.64%
4566.91%
58710.73%
69211.34%
715218.74%
820925.77%
910112.45%
10111.36%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS