2. 僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ
あまり何も知らずに観たのですが、最後実話と知ってビックリ。事実は小説よりも奇なり、でした。割礼は言葉しか知らなかったのですが、そういうことにより、戦時中窮地にも陥りリスクを追うということがよく分かりました。またドイツとソ連と、ナチスとコミュニスト両方の教育の描写も興味深かかったです。途中、ヒトラーとスターリンがダンスするシーンにあるように、何か戦争やイデオロギーなるものが、一種馬鹿馬鹿しくも感じました。しかしヒトラー・ユーゲントの学校生活は、主人公にとって一瞬たりとも気が抜けず、観ていて一番厳しかったですね。話の展開もテンポよくてダルくならないし、シリアスだけどホッとする場面もある。地味に秀作でした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-08 19:40:31) |