2. ボーン・コレクター
(ネタバレあります)5回だったかな?アンジーが1人で危険な場面に突入していく場面があるんだけども、毎回「なんかある。今回こそなんかあるはずや。」と思いながらハラハラしてたら、いちいち何もなかったので、いちいちホッとした。これにはよい意味で裏切られた。意外性には受け入れられるものと受け入れられないものがあるが、この場合は全て受け入れられるものだ。なぜならアンジーの大ファンだからである。「何か起きる。アンジーの身に何か起きる!」と思いつつ何もなくても、それは好ましいものだし、何かあると見せかけて何もないのが新鮮に感じた。緊張感はそれほど求めていない。どちらかというと弛緩していたい。社会的時間を過ごすのにいちいち緊張しているのに、1人で家で見ててまで緊張したくない。いや、弛緩しっぱなしがいいというわけではなく、緊張が時間を忘れさせるということもあるので、適度に緊張のタイミングを設けてくれたのでよかった。いかに時間を感じずに引き込まれていたかが映画の評価になってくると思うので。 7点(2003-02-23 15:50:42) |