1. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 とても綺麗なラストシーンが活き活きと描かれているのは、「綺麗ごと」じゃないから。チャーリーも少女も、人間誰もが持つ愚かさや滑稽さをちゃんと持っていて、でもすごくまっとうに生きている。大富豪とお友達になったり、ボクシング選手になってしまったり、「ありえない」のに、とても親しみを感じる。チャップリンを超える映画人は、もう二度と出現しないんじゃないかと危惧してしまうほど、私を笑わせ泣かせてくれたこの映画には、賛辞すらネタ切れです。素晴らしい! 10点(2004-01-08 22:49:14)(良:1票) |