1. マジンガーZ対デビルマン
あはは,これが登録されていたなんて嬉しいですね。私もリアル世代で封切り見たクチでしたので・・。確かに私も題名見てマジンガーZとデビルマンがてっきり戦うものだと思っていました。そんでもって↓本当にデビルマン超弱すぎ!!今思うに,73年当時人気絶頂だったマジンガーZに対し,デビルマンの方は前年にTV放映が終わっていたので,マジンガーZに花を持たせるような内容にしたんじゃないでしょうかね・・。ま,どうでもいいことですけど。そういや翌年,続編(?)の「マジンガーZ(もといグレートマジンガー)対ゲッターロボ」なんてのも見に行ったっけ。 6点(2004-01-03 17:39:50)(良:1票) |
2. マレーナ
《ネタバレ》 賛否両論,いろいろ出そうな作品でしたね。確かに多くの方が書かれたように,思春期の多感にして不安定な少年の視線で追った内容だけに,男としてあの年代を思い出し,ノスタルジーに浸ったりするのも納得だし,エピソードの数々も多少の生々しさはあるものの,結構笑える内容でした(特にあの父ちゃん。娼窟に連れて行ってくれるなんて何て理解ある親父!!そんでもってマレーナに似た相手を筆おろしに選ぶ少年の姿も切ない)確かにそうした意味では男性向きの作品であるのかも知れません。生活のため苦界に身を落としたマレーナの行動を皆さんはどう思われましたか・・?ナチスを支持していた大衆が,連合軍のシシリー侵攻を喝采で迎えるシーンをどう感じましたか・・・(私は,進駐軍に手を振る終戦間もない我が国のことを想起しました)。史実ではその翌年の1944年,連合軍によるパリ解放の際,ナチスに身を委ねた女性たちは,マレーナ同様のことをパリ市民によってされました。以前,その鮮明な記録写真を見た記憶がありますが,そうした女性の行動をどう判断すれば良いのでしょう・・・。北アフリカ戦線で戦死したと報告されていたマレーナの夫が生還した,という終盤のくだりは,何で屋上に屋根を重ねるようなことを・・・,と思いましたが,彼が街の人々に対して暴言・暴行を加えられた際の「こんな奴等のために死ぬ思いで戦ったのか」という独白に,思わず納得でした。少年の性への目覚めと思春期ならではの危ない行動,そして少年の日々への訣別をモチーフに,所謂銃後の世界を描いた見応えのある戦争映画として,私は評価したいと思います。最後に,モリコーネの音楽は瑞々しくて,切ないですね。特にエンドクレジットは・・・。トルナトーレ+モリコーネの作品としては,世評に高い「海の上のピアニスト」より遙かに良い出来ではないでしょうか・・・。 8点(2003-08-02 22:26:40) |
3. 卍(1997)
これって3回目ぐらいのリメイクでしょうか。若尾文子や樋口可南子の作品を見た記憶があるので・・・。ま,どれも同じですね・・・。いっそそっちの方を期待して・・・,だったら別のモノがあるだろうし・・・。 3点(2002-02-23 10:59:31) |
4. 魔界転生(1981)
これって原作は,今は亡き山田風太郎ですよね。天草四郎を生き返らせるという,伝奇小説の大家らしいハチャメチャな設定で,何と言ってもその天草四郎を演じる沢田研二のそれっぽいこと。はっきり言って気色悪いけど,芸達者だと思いました。絶対面白いのでお薦めです。 8点(2002-02-23 10:55:08) |
5. 魔女の宅急便(1989)
89年作品。トトロの翌年だったからかどうか知らないが,宮崎作品の中では当時からあまり芳しい評判がなかった作品である。お伽話的,とかリアリティがないとか,よく言われていたような気がする。角野栄子さんの原作とはずいぶん違った内容だが(特に後半),何かほんわかとした雰囲気が全編に漂っていて,私は嫌いではない。この頃から,宮崎作品に久石譲の音楽は欠かせないものとなっていったのだろうか。荒井由実の2曲も勿論よいが,「海の見える町」など実に秀逸だと思う。ヨーロッパ風の町並みは,スウェーデンにスケッチした結果,ということだが,ストーリーの展開によくとけ込んでいると思う。最後の飛行船のスペクタクルは,まぁお笑い・・・ということか。 8点(2001-12-23 13:36:03) |
6. マイ・フェア・レディ
ロンドンの下町の花溢れる情景,それにフレデリック・ロウのご機嫌な音楽,アラン・J・ラーナーのお洒落な歌詞,これらが渾然一体となったミュージカルの傑作である。ヘップバーンはやはりこれか「おしゃれ泥棒」あたりがもっとも美しかったと思う。「君住む街で」と「一晩中踊り明かそう」は名曲だが,個人的には「アスコット・ガヴォット」と「時間通りに教会へ」もお気に入りである。サントラの古さが耳につく方は,キリ・テ・カナワがイライザを歌ったCDがお薦め。オペラ風の巻き舌さえ気にしなければ,冴えた録音とロンドン交響楽団の美演が堪能できる。 9点(2001-09-24 21:06:14) |
7. 真夏の夜の夢(1999)
18世紀のイタリアが舞台という設定だったが,原作のイメージを損なうことなく,軽快なテンポでストーリーが進行していった。序章のメンデルスゾーンの音楽も効果的で楽しい幕開けを期待させた。しかし,後半のあの踊りの場面は,すっかりストーリーから遊離してしまった感じで竜頭蛇尾になってしまった。 7点(2001-09-15 11:10:02) |
8. マスク・オブ・ゾロ
誰にでも楽しめる第一級の活劇である。一気に見てしまった。しかし,バンデラスもホプキンスの前じゃただの不良のお兄さんでしかないね。それもねらいのうちなんだろうけど,存在感が悪いけど雲泥の差。 8点(2001-08-04 10:37:12) |