1. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 作品のテーマが散漫とし、ラストには放り出してしまった感じではあったけど、近未来のオリジナル設定とそれに基づいたサスペンスを融合し、最後まで引っ張っていってくれたのは見事。次々と変わる展開と近未来の都市風景に、私の頭はフル回転。近未来でありながらこの世界に入りやすいのは、都市の環境は進化していても、人々の感情は現在の私たちと同じであるから。逃げて逃げて逃げて、元妻という唯一自分を理解してくれる人物の存在に気づいたとき、アンダートンは逃げるのを止める。私はこのシーンが最も好きだ。そして今回も音楽、映像が見事にマッチしていた。 8点(2004-08-17 00:45:52) |
2. 魔女の宅急便(1989)
《ネタバレ》 何回見たかわからない。トトロにしても、この作品にしても、子供の頃から見て、一緒に成長してるもんだから、低い点数のつけようがない。自分の映画鑑賞における主観の、基礎の一部になっているのかもしれない。 8点(2004-08-15 03:15:59)(良:1票) |
3. マスク(1994)
《ネタバレ》 楽しかった。吹き替えで見ても十分面白いと思う(むしろ、そっちに慣れてしまった)楽しい気分になりたいときは、どうぞ。 7点(2004-08-15 02:11:37) |
4. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 「マトリックス」は優れた作品でしたから、最初から3部作の予定であったとはいえ監督はじめスタッフのプレッシャーも大きかったに違いありません。それが仇になってしまったためか、続編も続々編である今作もウォシャウスキー兄弟が自分の世界を作りすぎて設定が難解になった気がします。それがマトリックスという映画なのだ!と言われればそれまでですが、少なくとも1から広げすぎなければ僕たちの創造を膨らませ楽しませる程度の仕上がりになっていたはずです。以上がマイナス要素でしたが、毎回違った方法で試みられる特殊効果による映像の凄まじさは相変わらずで、雪崩のごとく迫ってくるセンティネルや巨大ドリルに絶望し、機械に機械で挑むザイオン戦士たちを応援している自分がいました。例の空中戦は、ふ~ん位の驚きで最後を飾るのには少々物足りないですが、実写映画では画期的な試みであったことは間違いないでしょう。ストーリーでは今更的なトリニティーの死の場面がありますが、ミフネの雄叫びや救世主を信じ続けたモーフィアスとネオの別れのシーンには感動しました。メインテーマの曲がワーナーのロゴと共に流れ出したときには鳥肌が立ってしまったし、ネオの格闘前に相手を挑発する仕草を見た時には、この物語も完結してしまうんだなあ、と少し残念な気がしました。それだけのパワーがこの物語にはありました。 6点(2003-11-12 18:06:52) |
5. マトリックス リローデッド
《ネタバレ》 前作が超クールだったので期待して観にいったのだが、残念ながら裏切られてしまった。ストーリーは無駄が多い上理解できないし、肝心のカンフーアクションが全然カッコよくないのだ‥(←特に百人スミスのシーン)CGがこの映画を可能にしたはずなのだが、それに頼りすぎ所々アラが目立って興醒め。キャラクターもクールというよりはむしろ気取っている感じがする。楽しかった所といえば、冒頭のトリニティがビルから落下するシーンとハイウェイのカーチェイスシーンだろうか。迫力があるから1度映画館で見たいけど、テレビではもう見ようとは思わない映画と言えるだろう。2作目自体あまり必要ないので、「リローデッド+レボリューションズ=1本分の料金」にして欲しかった。鑑賞料金1000~2000円は大金なのだから。 4点(2003-10-04 13:01:19) |
6. マトリックス
クール!という言葉が似合う映画ですね。破片がカメラに飛んでくるとかワイヤーアクションとか正にクール。しかし3部作なので仕方ないのですが、前半の説明部分は飽きてしまいます、やっぱり。現実世界でたびたび襲ってくるイカロボットもあんまり必要ないと思います。続編が楽しみです。 7点(2003-06-20 16:45:31) |