1. 毎日が夏休み
何か解放感があって好きですね。佐野史郎の継父と風吹じゅんの母親と佐伯日菜子の娘、いい味出してます。以前から会社を辞めていることを家族に言えずに公園のベンチで昼飯を食べている継父の佐野史郎に、学校でいじめにあっていて登校拒否をしてサボっている佐伯日菜子の娘が「あの~おとうさん?」と遠慮がちに声を掛けるところなど気に入っています。その後、授業に出ている娘に「無理することはないから帰ってきなさい。勉強くらいはわたしが教えてあげられると思う」と継父から電話が入り、佐伯日菜子が学校の廊下を踊りながら歩くシーンも秀逸だと思いましたね。べとべとしていなくて気分が良い映画です。夢見る父娘を尻目に、生活を支えようとひたむきに頑張る風吹母さんが最高に愉快です。 8点(2003-06-01 17:23:53)(良:1票) |