1. マルタの鷹(1941)
能ある鷹は爪を隠す、というか、静かに秘められたものが最後に噴出する快感。鷹だけに。 6点(2004-09-05 23:57:09) |
2. MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
西の方から想像以上のスピードで舞い落ちた、現代版『素晴らしき哉、人生!」。人生が楽しいのではなく、人生を楽しいと思うから楽しいのだ。だったら目をキラキラ輝かせて、自力で死ぬまで生き抜いてやるぜ。 6点(2004-09-05 17:31:40) |
3. マッチスティック・メン
ネタバレ 「血液検査」とニコラス・ケイジが言った瞬間、アンジェラの表情が一瞬曇った。その瞬間に先が読めたが、出演者の怪演や小気味よいテンポ、笑ってしまう掛け合いはかなり楽しめた。素敵なラストも好きだ。 7点(2004-04-01 01:34:09) |
4. マスター・アンド・コマンダー
穏やかで美しいかと思えば地獄のように壮絶な一面も見せる、果てしなく広がる大海原。そんな海の上でサプライズ号の面々の可笑しな会話と感動的な友情に触れているうち、自分も乗組員になったような楽しさを感じることができる。猛り狂う大波の中、真横に傾く船の姿に手に汗握り、サーベルを抜いて戦う船長に心が踊る。そうだ、海は男のロマンなんだっ! それにしても艦長は頼りになるし、腕も立つし、情にも熱いし、優しいしで素晴らしいお方。とても暴力沙汰ばかり起こしている問題児が演じているとは思えないんだよなぁ。 追記:「あなたは教えてくれた。愛する者のために、一人の戦士になることを・・・」なんてキャッチコピーは謳っているが、そんなシリアスな映画では全くない。もっと明るく楽しい作品なので配給会社は詐欺だ。 7点(2004-02-12 22:33:05) |
5. マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限
リー・リンチェイの武侠映画といえば「ワン・チャイ」シリーズだが、本作も捨てがたい。香港のアクション映画というとストーリーが破天荒なものが多い印象を受けてしまうのだが、この映画はまず物語がしっかりしていて面白い。そして、アクションは毎度の事ながら流石。ウォン・フェイフォンの髪型が苦手だというリンチェイファンの方はこちらを 7点(2003-12-08 17:03:03) |
6. マトリックス レボリューションズ
ネタバレ この物語が人類側から語られていたために機械は敵に見えていたが、「アニマトリックス」で語られたように、人類と機械の争いは人類が発端と言ってもおかしくない。人類が善、機械が悪、という図式は成り立たず、また人類が悪、機械が善というのも間違っている。そもそもこの世界には良い奴と悪い奴がいるわけでなく、敵と、そうでない者がいるだけだ。それぞれが自らの「正義」を叫んで衝突を繰り返す現在の世界、「勝利」ではなく「共存」を唱えたこの映画の結末には深い感動を覚える。いつか必ず評価される日が来るはず。 9点(2003-11-06 19:42:23) |
7. マグノリア
この映画が好き、といえば映画通っぽく思われるような気がする。だから好き。 7点(2003-10-27 08:23:12)(笑:2票) |
8. 街の灯(1931)
ずっと心に灯っている映画 8点(2003-10-13 20:59:30) |
9. マトリックス
銃撃戦。飛び散るのは血飛沫でなく、金色の薬莢。響きゆく金属音、どこまでもスタイリッシュ。そしてデジタルな物語の中、根底に流れるのは真っ直ぐな愛。これが俺たちの時代の映画だ。 9点(2003-10-13 20:37:11) |
10. マトリックス リローデッド
リローデッドからレボリューションズへの半年間。謎と興奮、期待に満ちた長い日々。リアルタイムで味わえた幸せへ...。 9点(2003-10-13 20:36:53) |