1. M★A★S★H/マッシュ
戦争の悲劇や残酷さなどを見せて戦争批判する映画はよくありますが、ここまでストレートにバカにしたものは他にあるんでしょうか。毎日のように送られてくる負傷兵をせっせと治療しながらも、その合い間合い間にくだらないジョークやいたずらをする主人公たち。風紀が乱れていると言いながらも自らもセックスをしている看護婦長。本当に戦争をバカにしています。戦争とはこんなに悲惨で愚かなことなんだよと襟を正して諭すのではなく、こんなバカな、間抜けなゲームなんだと笑い飛ばすセンス。いかにも批判映画ですってイメージが沸かないところがまたすごい。最初の主題歌で戦争物だと観る者に認識させつつも、これだけ笑わせられるとは。本当にこれは戦争映画なのかと思ってしまうほどくだらないし、笑えます。でも、最も笑えたのは、小倉で車がエンストする場面で出てくる日本人、というか中国人です。韓国から中国経由で小倉にいったのかな?(笑)その後の日本人の芸者は英語をしゃべっているのに、なんでこの人たちだけ違う言葉喋っているんでしょうか^^; 9点(2004-07-31 03:05:11) |