1. 舞妓Haaaan!!!
《ネタバレ》 クドカン&サダヲが苦手な人には拷問のような映画かも。自分にとってはクドカン節にどっぷりはまったサダヲワールドを満喫できて大満足。家族と一緒に「キモイ、キモ過ぎる~!!」と爆笑しながら一緒に突っ走り、後に何も残らないこの爽快感(笑)。ところで、これまで白塗りの舞妓さんの容姿は正直キワモノに思えてしまい、女性として美しいと思ったことがなかったのですが、小出早織の舞妓姿は素晴らしかった!まさにお人形のような可憐さや女性らしいたおやかさが感じられ、柴咲コウより1000倍似合ってました。あそこまでガッツリ白塗りすればみんな一緒かと思いきや、実はむしろものすごく素顔の造形により向き不向きがあるメイクだったとは、目からウロコ。舞妓の魅力に気付かせてくれたというキャスティングの素晴らしさにプラス1点。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-03 18:51:41) |
2. マイ・ブルーベリー・ナイツ
普通の女の子が失恋がきっかけの旅を経て成長するという、まあどこにでもありそうな話を、カーウァイ流のセンスでお洒落に撮るとこうなる。ノラがとりたてて華があるわけではないが可愛い気のある女の子を好演。レディングの大好きな曲をここぞ!というところで流してくれて嬉しかった。インテリアやメニューなど、アメリカのダイナー的空間が好きな人にはかなりオススメ。私もあんな居心地良さそうな店が近くにあったら絶対入り浸ると思う。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-22 12:12:10) |
3. 魔法にかけられて
ミュージカルシーンはディズニーの王道を行く感じで素晴らしかった。全体的に夢と魔法の王国テイスト100%で、アホになって楽しむが良いという映画。追っかけてきた悪い女王の小林幸子な登場の仕方に大爆笑。ラストの安直なカップリング交換もお子様映画だから大目に見ましょう。ただ、王子様もお姫様も日本人の目から見ると若干老け気味に見えて残念。TDRのパレードで、憧れのキャストを間近で見たらシワシワでがっかり、の気分です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-04 13:38:33) |
4. 間宮兄弟
婚活ブームで結婚こそが幸せな人生に不可欠な要素のように思われているが、不確定要素の多すぎる赤の他人との生活が必ずしも成功するとは限らない。むしろ、人生を共に生きる相手を得るという意味では、この二人は既に最高の相手を見つけてしまっているわけで、結婚の必要が無い。親も困ってないし、誰にも迷惑かけてないし、きっと、二人がおじいちゃんになるころには名物兄弟としてたくさんの人に愛されていそう。こういうキャラなのに二人とも清潔感だけはばっちりクリアしているところが非常に映画的なのだが、途中でキモ過ぎると観客にギブアップされないためには欠かせない演出であろう。オタク趣味を自覚する男子諸君には是非見習ってほしいものだ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-02 13:33:37) |
5. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
ギリシャ人の各世代の人にこの映画の感想を聞いてみたい。自分は親戚づきあいを煩わしく思う方なのだが、ここまでかしましく保守的なファミリーの一員だとしたら、長いものに巻かれるままにその馬鹿馬鹿しさを楽しんだ者勝ちという気がする。ギリシャファミリーのみなさんは皆、強烈にうるさくてウザイが基本的には善人で憎めない人々で、表面的には品が良くても表裏ありまくりが常識の日本の縁戚関係なんかよりよほど気持ちがいい。特に、頑固親父の結婚式のスピーチは泣けた。婿養子に入るがごとく新婦ファミリーに言いなりの彼だったが、そのベタ惚れっぷりが嫌みに感じなくて微笑ましかった。さすがにビニールプール洗礼は情けなかったが(笑)。 7点(2005-01-17 13:57:15) |
6. マリー・アントワネット(2006)
無邪気で可愛いお馬鹿さんの悲劇。そこで終わるならいっそ写真集でいいのでは?と思うような内容ではあったが、実際そのつもりで見ているとそれなりに目に美味しく楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-15 22:07:32) |