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1.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
映画化の意味あったのか?景観の美しさかな~?これが観賞後の第一感想。だってミュージカルじゃん;出演者は皆魅力的だけど伝わりにくい。メリルは好きな女優ですがこれはミスキャストだと思う。底力のある舞台女優を起用すべきだったのでは?似たような「歌って踊る」シーンが多すぎる。ここぞという時に絞ってくれ;物語は徹底的に「陽」しか扱っておらず、「負」の部分はほとんど描かれない。ドナが「妊娠した時、戻ってくるなと言われた」事など。若い未婚の母が女手一つで子供を育てるにあたって、相当な苦労や挫折感を味わったろう。いろんな歌にもそれが現れていた。サムも21年間愛のない結婚生活をして結局離婚。虚無感を覚える時もあったろう。余分な「歌って踊る」シーンより「負」を匂わせる場面をもっと入れて欲しかった;人物の心理描写とか。舞台じゃ良くても映画ですから~;教会のシーンも多分舞台だったら観客も式の出席者になって『「結婚は延期よ」え~!「じゃあ、僕達が結婚しよう!」ドッカーン!』という臨場感味わえたと思うんですが、スクリーンでは「どんでん返し大円団」感がやっぱ薄い;最後にダンシングクイーンが「もう一回いく~?」と聞いてきた時「いや、もういいです」と思わず呟いてしまった;舞台なら「イエ~イ!」って言えんだろうけど;基本的に「映画化にあたって脚本の変更」「映画ならではの演出」が足りないと思う。まあ、舞台は観たくなりました。は!(Σ ̄□ ̄;)それが狙いだったのか…
[DVD(字幕)] 4点(2010-02-17 10:58:14)
2.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
リンチ作品なので鑑賞前に「前半は夢」「ブルーは死の意味」という予備知識を仕入れておきました(でないと無理;)初めは夢を話す男性の夢(小説?)かな?と思ってました(彼は作家志望でいっしょにいた男性は出版社の人間とか?)が、劇場から帰ってベティが消えた時「あ、リタの夢か」と思いました。彼女は事故で死んでいて、それからブルーキー(死)を持った。ブルーボックスを開けるのは「死を受け入れる」意味。ベティは守護天使か優しかった母親というリタのイメージではないか? 案の定、ボックスを開けるとリタは消えます。が、その後の展開はどう見てもダイアン(ベティ)が主観;車の中の「ここじゃないでしょ」でやっとダイアンの夢だったと気づき、ジルバ大会の話で確信しました(それで冒頭にしつこく出てた) 分って見るとダイアンが哀れでなりませんでした。リタに優しいベティ。カミーラに優しくしたかったダイアン。彼女に必要とされたかった。「泣き女」の歌は彼女の心そのもの。だから、あんなに泣いていた。オーディションシーンは、リタとベティが部屋で練習していたのが実際ダイアンがやった演技で、本番でやったのが合格した女優の演技かも?(ダイアンは二流女優だった)最初と最後に出て来た老夫婦は「大衆」という意味ではないでしょうか?女優を夢見ていた頃は優しく応援してくれるように感じたけど、犯罪者となったダイアンにとってはあざ笑う存在。「大衆」に追い詰められて自殺する。カウボーイは「殺意」ではないかと解釈してます。パーティーで横切った時、ダイアンはカミーラを殺す決意をしたのではないか。アダムに「二回会う」の意味は、ダイアンはカミーラ殺しが上手くいけば、アダムも殺す気だったのでは? でも、その前に罪悪感から自殺する。夢見て破れて、愛する人に捨てられて殺して、自分も死んでしまう…可哀想な女性の悲しみ、憎しみ、夢、孤独を言葉ではなく、映像でここまで伝えるリンチ監督。さすがですね。
[DVD(吹替)] 7点(2009-12-12 20:00:41)
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