1. 間違えられた男
《ネタバレ》 同様の冤罪事件をテーマにしたものは、「それでもボクはやってない」なんてあったが、冤罪テーマを扱いながら、全く違う、これだけ昔の作品でありながら、ヒッチコックのこちらの方が怖かったりする、人の証言が波及していって周りが総て敵になっていく、強盗が逮捕されなかったら、考えるだけで恐ろしい。最後は、あれでも良い。 [DVD(字幕)] 7点(2013-09-28 20:45:26) |
2. マーニー
《ネタバレ》 ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女なんて、ティッピー・ヘドレンへのヒッチ・コックの偏執ドキュメンタリーをこの前に観てしまったのが悪かった。この作品にかなり偏見を持ってみてしまったようだ。それでも、ティッピー・ヘドレンの演技はうまいし、カメラワークなどなるほどと感心するものがある、しかし、シナリオが好きになれない、お得意の母親を巻き込んだトラウマものなのだが、なぜ?というおいていかれたり、ごまかされたような感じだ。すこし、ざんねん。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-23 21:05:39) |
3. マダムと女房
NHKの山田監督の選で観賞。とにかく、日本初のトーキーということで、音を中心に出来た映画になっている。ストーリーも演出も、今までなら分からないものが描かれている、どこかで読んだかな、生活騒音のために深夜撮影をしたり、防音セットを組んだり、初めてのことなので試行錯誤が大変だったのだろう。まあ、ホームドラマとしては普通だが、初のトーキーとしては成功なんじゃないかな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-20 23:50:26) |
4. マイ・フレンド・フォーエバー
邦画の難病に対する映画のスタンスの違いを見せつけられました、自然と映画入っていけるし、感動もする。最期には、やられました。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-09 20:58:11) |
5. 麻雀放浪記
《ネタバレ》 みんな濃い味の演技をしていますね。そういえば、今は全自動の卓でツミコミなんて昔の話になったんだが、いかさますらその賭博師のうでのひとつだったんだな、と。2の2の天和なんてさらりと出して、己のすべてを賭けてゆく、なんか古き良き時代です。 [DVD(邦画)] 7点(2013-04-03 20:42:19) |
6. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 何回も観たと思う、やはり、チャップリンのギャグや笑いは映画をシリアスにしないため緩衝材か。あの時代にブルジョアの批判と皮肉をふんだんに残しつつ、素場らしいロマンスに仕上げたのは奇跡かも。ラストなど、ギャグの少しも無く真面目なラストシーンであり、含みを持たした場面は忘れられない。 [DVD(字幕)] 9点(2013-03-14 20:12:56) |
7. マルタの鷹(1941)
これはストーリーを堪能しようとしていってはいけない気がする、雰囲気とキャラに惚れる者だた思うが、みなさんがかかれているように、少しセリフが多いね。もっとクールにしてほしいが。ま、ここから始まったと考えれば評価は出来る。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-19 23:21:45) |
8. 幻の湖
《ネタバレ》 まあ、いきなり酷評もあるまい。これは、みんなが考えるように、実はサスペンスからのSF超大作でもなく、ただ滋賀県と、琵琶湖のPR映画と考えると辻褄があい、すばらしいものがあります。宇宙だとか、スパイ、戦国時代の怨念なんてものは尺が足りなかったから付け足しただけ、偉い人にはわからんのです。滋賀県の90%は琵琶湖という迷信をとき、ちゃんと四季折々にすばらしい景色をバックに走ることができることを健康的な女優を使って説明、また、二人のデッドヒートは、琵琶湖マラソンを暗示しているのですね。お市の方、小谷城の合戦はもちろん歴史の再発見で、これを元に大河ドラマができたと思いたいですね。そう思わないと、琵琶湖がお里なのに、せっかく観た甲斐がないないじゃないですか。 [DVD(邦画)] 5点(2013-02-15 20:55:53)(良:1票) |