1. 招かれざる客(1967)
シドニー・ポワチエの恋愛ものというか、そういう表情やシーンも、見たくてこの映画を借りてみました。でも、うーん、時代が許さないのでしょう、ホッぺにキスシーンすらありません。そういうった意味ではちと、残念なのでした。「夜の大捜査線」での彼は、手のアップや、彼自身がとてもセクシーなのになぁぁぁ。でも、今の時代でも、ジュリアロバーツは、デンゼル・ワシントンとキスシーンがしたかったけど、反発をくらうから、叶わなかったと、読んだから、難しいのでしょうね。 1967年に、「いつも心に太陽を」を含めて3本公開されているけど、3本とも彼の受ける印象が違う。 キャサリン・ヘップバーンって、初めてみました。名前だけは、知っていたけど。津田晴美というインテリアコーデイネーターの人が、彼女について述べていたから。確か、キャサリン・ヘップバーンは、妻子ある男優の恋人で、結婚しなかった。その男優の部屋がとてもシンプルで質素で飾り気がなくて、キャサリン・ヘップバーンは、その男優が好きになったというような事だった、と記憶している。(違ったら、ごめんなさいね)わたしにして見れば、この人がキャサリン・へップバーンなのね。なかなか素敵って感じでした。 それにしても、シドニー・ポワチエがお父さんに反論する言葉が好きです。「わたしの人生について指図しないで。親には何も借りはない。わたしも子供を持てば、同じ義務を負う。」それから、ジョーイの父が、言う言葉も。「たがいに求めあった記憶・・・・・」恋愛、というか、人を求める気持を沸き起こさせてくれる映画だったのでした。 7点(2003-04-12 10:24:00) |