1. 見えない目撃者(2019)
何だか韓国映画っぽいなと思ってたら、韓国映画「ブラインド」のリメイクだった。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-06-27 00:19:22) |
2. ミックス。
《ネタバレ》 ラブコメ&スポ根の王道を行くようで、それだけにインパクトに少し欠ける気はするものの、安心して楽しめる内容ではある。 ただ、かなり漫画的なノリなので、どう考えてもありえないような、無理を感じるところも。 卓球なんて相手がトップ選手なら素人ではどんなに頑張っても一球も返せそうにないスポーツなのに、ド素人とのペアでそんな簡単に日本一を狙えるのかとか。 こんなかわいい子が男に簡単に捨てられる冴えない女なのかとか。 そんなリアリティーに欠けるツッコミどころが幾つもあるけれど。 メインはガッキーと瑛太の恋愛&スポ根サクセスストーリーだが、サブストーリーとして広末の元ヤンで玉の輿のセレブ妻、一人息子を失った悲しみを紛らそう卓球を始めた落合夫妻など、広がりを持たせている。 卓球のスパルタ教育を施す真木よう子の鬼母っぷりなど、魅力的なキャラがずらりと揃っている。 ガッキーは文句なしにかわいいと思うのに、これまでどの作品でも印象に残ることなく惹かれることもなかったのが不思議だった。 でも、この作品のガッキーは今までで一番良かったかも。 [地上波(邦画)] 7点(2019-06-29 23:38:14) |
3. ミッシング・ポイント
《ネタバレ》 9.11以降のイスラム系への差別。全裸にして尻の穴まで調べるという屈辱的な扱い。愛する人にも裏切られた思いが、反米テロのイスラム原理主義集団へ手を貸すことになったのかどうか。 CIAスパイとパキスタン人のヒリヒリするような対峙で、サスペンスとして最後まで引っ張ってくれる。宗教が絡む対立は、過激な排他主義に陥りやすく根が深くて難しい。たとえ友人同士であっても、恐怖と疑心暗鬼が人を攻撃的にさせる。 主人公は立派だったが、その判断に至る葛藤は描かれておらず、終盤で簡単にキレイにまとめすぎた感があり、そこに物足りなさが残った。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-06-03 00:11:06) |
4. みなさん、さようなら(2012)
《ネタバレ》 波瑠にお預けを食らう欲情した濱田岳の情けない表情が、捨てられた子犬のような切なさを醸し出す。 少女からどんどん綺麗に大人になっていく隣室の同級生と、いつまでも立ち止まったままの冴えない主人公。 「ブリーフ、やめたほうがいいよ。いかにも童貞って感じで。女の子に嫌われるから」 憐れむような女の子の忠告が残酷に突き刺さる。 それでも同窓会で好きだった可愛い子と付き合うことになるのだから出来すぎだ。 倉科カナや波瑠が魅力的で、引きこもりにはもったいない。 引きこもりのライトなラブコメディかと思ったが、途中から空気が一気にシリアスに。 団地から一歩も出られなかった理由がわかって、悟の今までの奇行にも合点がいく。 体を鍛えていたのも、トラウマになった事件があったから。 この映画でマス大山の名言が聞けるとは思わなかった。 刃物を持ったチンピラ三人を瞬殺したのは痛快ではあったが、マンガ的すぎる嫌いも。 所詮は本を読んでの空手習得なので、落としどころを圧勝ではなく痛み分けで、悟の気迫にタジタジとなるくらいにしておいたほうがリアルなのに。 チンピラもステレオタイプの悪党だったのが少し物足りない。 団地という閉ざされた独特の世界の中で、悟が取り残されていく様子がうまく表現されている。 どうしても降りられなかった階段を、最後は随分あっさりと駆け下りていったが、ここでモタモタと大仰な芝居を見せられなくて良かった。 それだけ母の力は偉大だったということ。 人間のできた理想的なかあちゃんだったけど、大塚寧々が若すぎたのか、母子ものには弱いはずなのにどうも実感が沸いてこず、最後の日記にも泣けなかった。 中村義洋監督&濱田岳主演は「アヒルと鴨のコインロッカー」「ポテチ」を見ても、相性がとても良いようだ。 [DVD(邦画)] 8点(2014-10-10 10:51:16) |
5. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 ウッディ・アレンの作品は馴染みがあまりなかったが、この作品は結構よかった。 映像、ストーリーともにオシャレなファンタジー映画で、パリが好きな人なら特にハマりそう。 ヘミングウェイやピカソ、ダリ、ゴーギャンなど有名な芸術家たちとの出会い。 この辺りの分野に関心のある人なら垂涎もの。 結局、主人公は婚約者でもアドリアナでもなく、パリの中古レコード店の店員と良い感じになるのが小粋なラストだった。 [DVD(字幕)] 6点(2014-06-19 13:40:54) |
6. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 死亡した男の脳が8分間過去の仮想空間にアクセスするだけではなく、リアルなパラレルワールドを作り出すアイデアはSFとして秀逸。 ただ、最後はストップモーションのところで終わったほうが余韻の強いものになった気がする。 皆が救われた奇跡のハッピーエンドに見えるが、ショーンの意識がコルターに上書きされたとしたら、乗っ取られたともいえるのでショーンだけが救われていないような。 それを考えても、奇跡が起きる前で終わったほうが哀しくも美しいラストできれいな締めくくりになったはず。 [DVD(吹替)] 7点(2013-11-22 20:22:39)(良:1票) |
7. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
シリーズ恒例となったハイテク新アイテムが次から次へと出てくる。 エンターテイメントとして面白いけど、余韻がそれほどない。 仕掛けに凝るのもいいが、ストーリーでもっていかれたい。 [DVD(吹替)] 6点(2012-12-25 00:25:50) |