1. 耳をすませば(2022)
《ネタバレ》 原作は未読。 ジブリ作品版が好きなんで期待してみたが、やはり実写化は難しい。 子供時代の再現はうまくキャスティングしていると思うけど、現在の雫が魅力なさすぎて感情移入できず。 アニメでは二人のひたむきさや爽やかさが魅力的だったけど、今回はそれが感じられなかった。 それを雫の土下座という形で描いたのなら、失敗だと思う。 天沢聖司との恋愛のやりとりも最後に無理矢理ハッピーエンドにした感じで、どうにも消化不良。 アニメファンとしてはガッカリしたので、低評価点。 [地上波(字幕)] 3点(2024-05-11 10:47:02) |
2. ミスター・ガラス
「アンブレイカブル」ファンとしては、ダンやイライジャが主役になっているので見応えはある。 前々作、前作を観た前提で作られており、回想シーンもあって深みがあるからだ。 脚本が非常に巧みで、予想外の展開もあり、最後まで目が離せない。 しかし、最初からミスターガラスを作る意図はなかったようで、集大成というよりやはりアンブレイカブルから派生した作品の印象は否めない。 暗い場面も多いし、基本的に暴力シーンが多くて嫌な気分になる。 ヒーローと悪者という構図に、解離性同一性障害と幼児性被害という軸を持ってきたために、なんだかブレている感は否めない。しかし、そういう側面を取り入れざるを得ないところまで、社会の闇も広がっているのかもしれない。 ちなみにオオサカタワーが出てくるけど、大阪なおみが活躍した年に作られていることを考えると何かのメッセージなのではという疑問も浮かんだ。 [DVD(吹替)] 4点(2023-05-06 06:36:09) |
3. 見知らぬ乗客
《ネタバレ》 これはサスペンス映画として、とにかくジリジリ怖い作品ですね。 随所に仕掛けをしておいて、心理的に怖さを感じさせるところがすごいです。 楽しいはず(と信じている)遊園地のメリーゴーランドでパニックになるシーンなど、巧みな脚本と演出に一気に引き込まれました。 高度に知的なストーカー役だった俳優は、さぞかし役作りが大変だったでしょうね。 ただまあ白黒で昔の映画なので、評価はこんなもんかと。 ちなみに「死ぬまでに観たい映画1001本」に収録されています。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-07-16 18:07:15)(良:1票) |
4. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 面白いなあ、これ。アクション映画と見せかけておいて、じつはものすごいコメディなんだよな。 銃撃戦の真っ最中に夫婦痴話喧嘩をおっ始めたり、挙げ句の果ては家の中で家具がどったんバッタンと動くシーンかな。明らかにセックスシーンの描写なんだけど、やっていることは究極の夫婦喧嘩っていう(笑) こういう設定が生きるのも主演二人がアクションや表情が生き生きしているからだし、何より脚本が素晴らしい。吹き替えの渋い声も最高だ。 現代のアメリカ家庭の世相はいろいろ大変なんだろうが、こういう作品を作れるあたりはさすがに底力を見た気がする。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-11-12 20:29:18) |
5. 道(1954)
《ネタバレ》 久々に「ハズレ」作品を見た。 粗野な男が、ちょっと頭の弱い女性をひどい扱いをして物語が進んでいく。 これってどうにも気分が良くないし、第一面白くない。 途中のアクロバット芸人との心のやり取りはなかなか良かったが、殺人のあとに救いのない展開が続いて気が滅入るばかり。 雰囲気とか音楽が良いという声が多いが、傑出したものはなかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-12-20 22:28:25)(良:1票) |
6. 未来のミライ
《ネタバレ》 どんどん魅力がなくなってきている細田守監督らしい展開。 タイトルがみらいなら、くんちゃん目線でなくてもう少しみらいを前に押し出すべきではないか。 キャラクターも現実的に作っているようで違和感あり。こんな四歳児いるか。声も不自然だし、行動パターンも大人目線かと思いきや、嫉妬に狂った駄々っ子のシーンが不快。 ひいじいじとかカッコいいキャラがいるので点数をつけたが、映画館で観なくて良かった。 [地上波(邦画)] 4点(2019-07-17 11:08:26) |
7. ミラーを拭く男
ひたすらミラーを拭くシーンが多い、不思議な作品。 ほとんどしゃべらない主人公というのも日本人像としてありなのかもしれないが、美しい日本の原風景以外の魅力に乏しい。 ミラー拭きに興味を覚える人と、時間に余裕がある人にはいいかも。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-06-18 13:28:48) |
8. ミツバチの羽音と地球の回転
祝島でのドキュメンタリー風タッチの出来が素晴らしい。 島民の心情に迫りながら、押し付けがましくなく原発問題の波紋を受け止めている。 ところどころで瀬戸内海の素晴らしい自然と風土を織り交ぜ、 見る者に深刻な問題を考える時間を与えてくれる。 ただ、反対派島民の意見だけでなく、推進派島民の意見も聞きたかったというのが本音。 スウェーデンのエネルギーを掘り下げていくところでは、 一つ一つのエピソードが分かりにくく、尻切れトンボ気味になっていたのが残念だった。 [映画館(邦画)] 6点(2011-02-28 22:03:57) |
9. M:I-2
テンポ感、スピード感ともにジョン・ウー監督らしさが感じられた。 意表をついてマスクをはぎとると別の人間が現われるシーンが面白い。 アクションシーンも多くエキサイティングな映画には違いないが、 もっと落ち着いた雰囲気の映画が好き。とにかく目が疲れた。 [ビデオ(吹替)] 5点(2010-07-07 00:31:21) |
10. みんなのいえ
冒頭のシーンからでもそうだが、コメディとしても笑えないし、ストーリーも子供じみたぶつかりあいばかりで、最後まで入り込めない。こんな豪華な俳優を使ってこの内容は、正直がっかり。「家の作るまでの過程が分かる映画」っていうのも、日ごろ建築に馴染みがない人に分かりやすいとは、とうてい思えない。 [ビデオ(邦画)] 2点(2010-01-24 22:04:13) |
11. ミート・ザ・ペアレンツ
コメディーとして結構楽しめました。ロバートデニーロとベンスティラーの二人のかけあいが見事でした。 [ビデオ(吹替)] 5点(2009-04-05 14:48:38) |
12. みんな~やってるか!
ほんとにくだらない。最初から最後までくだらないんだけど、こういう映画って嫌いじゃないです。笑えるコントもありました。透明人間のハエ男になる瞬間なんか、馬鹿っぽくて良いです(笑)妄想シーンも凝ってました。 [ビデオ(邦画)] 4点(2008-09-19 15:31:38) |
13. ミセス・ダウト
《ネタバレ》 さすがに「ホームアローン」をヒットさせたクリス・コロンバス作品だけあって、面白い! ロビンウイリアムズの慌てぶりとユーモアにお腹を抱えて笑えるシーン続出。これぞコメディ。 でも、法廷でシリアスな判決が出て来たりして、最後に大ハッピーエンドになることを期待していた自分としては少しがっかりした。子供向けを狙ったのなら、もっとあまあまなストーリーにして良かったのでは?「ホームアローン」と違って、多少大人向け? (2023.7再評価 6点→7点) やっぱり温かいユーモアあふれる映画が好きなんだなと再認識。 ちょっとバタバタしすぎてはいるが、要所で笑いを誘う仕掛けが満載。 いやこれだけ面白くて子どもを愛する父親なんてザラにいないぞ。妻ミランダの下している選択がとても共感できない。けど、アメリカじゃこういう風景が日常茶飯事なんだろう。 大人びた長女リディアを演じているリサ・ジェイカブが東洋人ぽくってとても魅力的なんだけど、もう女優業引退してんだな。 同じような題材で「ファミリーゲーム」https://www.jtnews.jp/cgi-bin/dict.cgi?KANA_TBL_NO=53があるけど、こっちの方は再婚候補の男性が性根が卑しい存在でなく、最後まで良い奴に描かれているのも印象的だった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-17 11:03:22) |
14. Mr.インクレディブル
この際はっきり言わせてもらおう。見ていて疲れたし、途中でイライラした。とにかく登場人物みんなが演説を垂れるがごとくしゃべってしゃべりまくる。何で映画を見て必死に頭を使わなければならないのか。アクションも終始ジェットコースターに乗っているよう。一番頭に来たのは、子供が両方いっぺんにしゃべるシーンが何度も出てくること。吹替なのに何言っているのか分からない。妻とヒーローの諍いトークにもストレス上昇。譲り合い、寛容という言葉を知っているのかと文句のひとつもいいたくなる。そして、単純なヒーローモノのはずが、国家犯罪やらなんやらと大袈裟すぎるストーリー。結末が分かっているのにも拘らず、くどいばかりのどんでん返し。 テンポの良さも、キャラクターが立っているところも、それぞれ素晴らしいのは認める。だが上記の理由により総合的にみると点数も低めにならざるを得ない。自分がこの種のジェットコースタームービーと相性が合わないことがはっきりした。この映画には期待していただけに本当に残念。 [ビデオ(吹替)] 4点(2005-07-30 00:01:33) |
15. ミッドナイト・ラン
どうしてこれほど点数が高いのでしょうか。ジャックとマデューカスのやりとりや、それを取り巻く登場人物たちのどぼけぶりを除き、それほどこの映画には魅力を感じませんでした。登場人物が多すぎたり、出てくる台詞が四文字単語ばかりだったせいでしょうか。期待していただけに、残念です。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-11 16:39:17)(良:1票) |
16. 壬生義士伝
個人的にダメでした。つらくて暗いお話が苦手。その上この映画は、長くてつっこみどろ多数。とにかく字幕付けて放送してください。「武士道とは死ぬことと見つけたり」といわれても美学を感じませんでした。「たそがれ清兵衛」は共感できたのですが、この映画は無理。残念。総合的に3点と4点の間です。(TV) 4点(2004-12-31 12:36:31) |
17. ミッション:インポッシブル
はじめからこの映画が駄作だというつもりは毛頭ありません。ただ、目まぐるしく変わる展開と次々人が殺されていくような映画が好きではないだけです。解説本を見てもよく理解できない複雑なストーリーは「オーシャンズ11」を思い出しました。先にそちらをみていたので、展開的には物足りないものを感じ、マイナス1点で4点とさせていただきました。(VIDEO、字幕スーパー) 4点(2004-12-31 11:03:18) |
18. ミニモニ。THE(じゃ)ムービー お菓子な大冒険!
えー、見終わってから結構経つのでところどころ忘れかけているが、はっきりいってオコチャマ向けの駄作。じゃあ、なんでお前みたいのが見るんだというツッコミはなし。マシュマロマンならぬシュークリームマンと、おかしなお菓子の歌、それからもう一つのシーン(忘れた)(忘れるな)に各1点献上。 3点(2004-05-31 10:22:21) |
19. ミーン・ストリート
ここでの高得点に期待して見たが、どうも面白いと感じなかった。残念ながら「ゴッドファーザー」と同じで、登場人物に魅力を感じることができなかった。オープニングの8ミリ映像はなかなか素敵だと思ったけど。 4点(2004-02-09 10:03:28) |
20. ミクロの決死圏
うーん、期待してたけどあまりストーリーに興味が沸かなかった。ネットやりながら見てたから、真面目に見ればもう少し評価は高いかもしれないけど、最後のシーンなんかもあっさりしすぎでしょ。60年代っていってもあまり古いイメージがないのはいいと思う。 5点(2003-12-18 16:57:31) |