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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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1.  M3GAN ミーガン 《ネタバレ》 
話の筋は割りとベタだけどホラー演出はきっちり抑えているのでそこそこ怖いのだが、全体的に漂うシュールギャグなノリが良くも悪くも怖くなりすぎないようブレーキになっている。 お友達の女の子をいじめる男子に明確な殺意をもって暴行したところも、『ゴム人間かってくらい伸びる耳』『その耳をちぎって捨てるのだが、『ヒュッ!』とコメディにある捨てるSEが何故か入る』『4足で走り出すミーガン』等絶妙に笑える要素を入れてくる。 その後も突然簀巻きにされるミーガンだったり、突然踊りながら殺しだすミーガン、『殺す理由』をクドクドとモブキャラに説明するミーガン、遠隔操作でスーパーを乗っ取ると颯爽と乗り込むミーガン、暗闇からヒロインに襲い掛かるかと思ったら何故かピアノを弾くミーガン、まさかのスーパーロボット対戦等、『怨霊』ならカットできたり怖いと感じれる演出が『AI』であることで笑いになってしまっているシーンがあったり、純粋に『スタッフは笑わせようとしてるのか?』と思えるシーンが満載。 総評 ジャンルとしては『ホラー:7、シュールギャグ:2、コメディ:1』と言った凄く独特と言うか斬新な映画だった。 だが私のようにガチガチのホラーが怖くて苦手な人間にとっては逆にこの塩梅が怖くなりすぎずに丁度よく最期まで楽しんで見れた。
[インターネット(吹替)] 7点(2024-03-03 12:48:15)
2.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
鏡の中の自分が勝手に動き出すというのは中々怖く、終盤までは良かったが、ラストバトル(?)に関しては『本体と合体する前の鏡の中にいた方が強かったんじゃない?』と思ってしまい、なんか事件を解決するためのご都合展開に感じられたのと、ボスの倒し方がコマン○ーのベネ○トそっくりだったので思わず笑ってしまったのが残念。 ただオチに関しては、自分の家族を助けるためとはいえ、折角悪魔の呪縛から開放されて暮らしていたおばあさんを犠牲にした罰と考えれば仕方が無いと思えたし、この手の展開の後は、他者の犠牲をすぐ忘れて家族と抱き合いハッピーエンドってパターンが多く個人的に好きでないので気に入った。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-12-19 17:28:46)
3.  ミュータント・タートルズ(2014) 《ネタバレ》 
シリーズは旧映画3部と十数年前にやっていたアニメを見たレベルです。 キャラの性格やノリはは映画に近いが、ドナテロが科学マニアだったりとアニメの設定も入っている。 4匹のデザインも各自の武器以外に防具やマスク、その他オプション等細かいところに差異があり個性が強調されていて格好いい。 内容は1作目に近く、亀さん達の血から作れる薬で金儲けを考えている悪科学者とフット団VSタートルズの形式だが、冒頭はお互い相手の存在を知らず直接的な接触は中盤あたりから。ちなみにオカマなタコさんやサイと豚コンビも出ません。 アクションは着ぐるみ(?)とCGが両方おりこまれており、ライダーや戦隊系特撮のハリウッド版と言った感じで大迫力、特に終盤開始あたりのスノーチェイスは必見。 個人的に1番好きなラファエロと2番目に好きなミケランジェロが特に目立っていたのは嬉しかった。 ただし、序盤は部隊説明等もする必要があり、上述したようなド派手アクションは後半からなのでちょっと退屈。 また、ストーリー展開や設定(フット団の目的等)に関して、良くも悪くも非常に「軽い」ので、重厚なストーリーやメッセージ性を期待している人にとっては得られるものは無いと思う。 また、ドナテロにも最後のキーマンとして活躍があったのにも関わらず、最も、というかほとんどソロでの見せ場が無いレオナルド。サクロプスしかり、アメコミ世界のリーダーは地味系なのか?「刀」と言う最も熱い武器なのに、ウルヴァリンの爪みたく、それを活かした活躍もなし(むしろ4人の中で1番弱そうな棍棒が武器としては一番活躍してた)。 総評 良くも悪くも分かり易いアメコミ映画。全体的な派手さもマーブル系映画に比べると地味だが、キャラクターと着ぐるみアクションの部分でしっかり差別化はできているので、軽い気持ちで見に行けばそれなりには楽しめると思う。 
[映画館(字幕)] 7点(2015-02-14 18:44:48)
4.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
ラストの部分を除きデンゼル・ワシントンの『デジャヴ』からSF(ファンタジー?)要素を取り除いたような感じ。主人公が体験する過去はあくまでプログラムであり、そこで何をしようとも現実世界で歴史が変わる事は無い。彼が出来るのはあくまで『作り物の過去』から『現実の未来』を救う手掛かりを探すことだけ、しかもそれを半強制的にさせられており、そう言った要素が良い意味でフラストレーションとして貯まっていく演出は上手かった。  ようやく手掛かりを見つけ出し現実を救った彼は、最後にもう一度過去へ行く許可をオペレーターに求める。それで何が変わるわけでもない、それでも『過去の世界で出会い、恋をした女性をを救いたい』と言い(この台詞、オペさんには画面上の文字でしか認識できないのだが、その無機質な文字からでも伝わる主人公の熱意が凄く良い)最後の旅に出る。そして『全て』が上手くいき、彼がいる世界の時間が止まる・・・・・・と思いきや再び動き出し、誰にも縛られない新たな世界へと旅立つ主人公。  最初は天国だと思ったが、台詞の節々にパラレルワールドを匂わせる単語が入っていたので多分新しい世界なのでしょう。  正直犯人捜査や過去に戻ると言った設定に強い魅力は感じなかったが、ラストの演出や終始閉鎖的な舞台、そして主人公のキャラが良かったので7点の出来・・・・だが、毎度お馴染みヘボ広報のせいでマイナス1点。ポスターで『映画通ほど騙される』とか何とか言ってるのでシックスセンス的展開を期待していたが正直そんな演出微塵もない。むしろ映画通の方がラストの意味を理解できる。映画自身とのマッチングを考えず『すっごいきゃっちこぴーおもいついちゃったあはははは♪』と言って騒いでる馬鹿面が目に浮かぶ。 てか仕事でしか映画観てなさそうや奴にそれが映画通ほど騙されるかどうかなんてわかるわけないじゃん。『例え助けられなくても助けたい・・・・』とかじゃ駄目?
[映画館(字幕)] 6点(2011-10-30 01:29:33)
5.  ミュータント・タートルズ(1990) 《ネタバレ》 
 釵(サイ)と言う、マイナーながらイカす武器の存在を知れただけでも4点の価値あり。  あと『ノロマな亀が素早い忍者で大活躍』と言う設定は出オチに近いが中々秀逸。
[ビデオ(吹替)] 4点(2011-09-04 18:11:47)
6.  ミュータント・ニンジャ・タートルズ2 《ネタバレ》 
 子供の頃見ましたが、当時は『チャックがどうの』とか『ご都合主義』がどうとかは気にならず楽しめました。  高校時代入っていた空手部でサイとヌンチャクと棒術を習得(・・・と言っても持ち方や簡単な使い方程度ですが)しましたが、流石に刀は無理でした。
[ビデオ(吹替)] 5点(2011-09-04 18:09:37)
7.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
 やっぱりスピル-バーグは凄い。  イスラエルのスパイがパレスチナ過激派の幹部を暗殺していくと言うお話。  一人一人暗殺する尺がかなり長めだが、それを全く間延びしているように感じさせる事無く重々しく演出している。  映像だけ見てもアングルや手ブレの頻度などが本当に上手い。  最後の方は自身が暗殺の対象になりノイローゼ状態になるが、そこで初めて違った視点で物事が見えるようになった主人公。そんな彼を呼び戻そうとやってきた上官を食事に誘うが断られる所が印象的だった。
[DVD(吹替)] 8点(2011-07-24 11:36:50)
8.  宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢― 《ネタバレ》 
 作品の内容に関してはほぼノーチェックで観に行きました。  『まったく新しい宮本武蔵』と言うキャッチフレーズから、新約宮本武蔵の活劇映画かと思っていましたが、実際は『二刀流は馬上戦闘を想定して開発された』『武蔵があまり小次郎との戦いを公言していない理由』等、製作者が思い描く宮本武蔵の『本当の解説』でした(+武士道と言う言葉や精神は1900年代になって広まったなどのマメ知識)。  上記の内容をCGのジジィが写真や資料をもとに説明し、NHKの歴史番組を見ているみたいでした。ちなみに吉岡や宍戸戦など一部戦闘アニメはありますが、ほぼ上記の説明解説に終始しています。  まぁ冷静に考えれば1時間20分程度で武蔵の活劇映画ができるわけもありませんし、バガボンド程度の知識しかない私には『へぇ~』と思える説明もありました・・・・が、これ映画でやる必要ある?てか、これ『映画』って言っていいの?  途中入る『騎馬兵の起源』の説明をカットし、1時間程度にしてDVD販売が限界。映画館に行ってまで見に行く価値も意味もありません。  内容のみ(映画館に足を運んでしまった不快感や映画と呼べるか等を無視)を評価すれば6点(今まで評価した4点以下の作品よりかは集中して見れた。と言う消去法で)ですが、『解説用の文字が小さい』『解説が早い』と映画観賞者に優しくない仕様だったのでマイナス1点。  『押井さんは宮本武蔵をどう思っているのか』と言うただ一点のみ見る意味がある作品。アニメーション、ストーリー、演出などを期待する方は観ても意味ないでしょう。
[映画館(邦画)] 5点(2009-06-27 17:54:51)
9.  ミスト
 俗に言う『死亡フラグ』や『生存フラグ』の概念を打ち砕き、誰が生き残り誰が死ぬのか予想できませんでした(死にそうな人が生き残り生き残りそうな人が死ぬと言う訳でもありません)。  オチも予想できなくは無かったのですが、その見せ方がとんでもなく上手いです。アノ人の姿を見た瞬間『やられた!』と素直に感心しました。  主要人物一人一人にも『人間味』というものが凄くあり、映画的な行動や考えはあまり観られず、非常にリアルな世界を感じれました。  サイトなどを見てみると、パニックホラーっぽく見えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。パニックホラー的な状況に陥った人間たちの物語がメインで、霧やその中の存在はあくまで舞台でしかありません、ジャンル的には『アクション(怪物と戦う)』ではなく『ドラマ』や、不適切な表現かもしれませんが『人間学的ハードSF(私的にはそう感じましたが、科学的ハードさは皆無です)』に分類できる気がします。   『この子と約束した必ず守ると』このキャッチフレーズ考えた方は間違いなく天才だ!観る前と後ではこの言葉の意味が全く異なります。  設定は違いますが、映画の『サイレントヒル』よりもサイレントヒルっぽかったので、あのゲームの雰囲気が好きな方は気に入ると思います。  ラストに関しては、私個人としてはスタッフロールの最後に銃声が一発鳴り響いてくれたら10点付けても良かったです。まぁ、そこら辺の結末は我々自身で決めて欲しかったのではとも考えられますが。  『どのような行いがベストの結果になるのか?』『父親が子供のためにするべき最良の選択とは?』『ベストと思った行いがワーストになることもある』『現実にフラグなど存在しない』等、色々考えさせられました。
[映画館(字幕)] 7点(2008-06-07 20:11:52)(良:1票)
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