1. ミッドナイト・ラン
役者とストーリーが揃うと、こういう傑作が出来上がるのね。デ・ニーロの相棒に、彼とは正反対のキャラのグローディンを持ってきたのが大成功。「こんな状況で出会っていなかったら、俺達きっと・・・やっぱり骨の随まで嫌ってただろうな、ハッハッハ!!」という二人の掛け合いがおもろい。脇役にも芸達者が揃っていて、最後まで底抜けに愉快。 9点(2001-07-17 09:58:39) |
2. ミュージックボックス
ハンガリー系米国移民の父親が第二次大戦中の戦犯として嫌疑をかけられ、敬愛する父の無実を信じて、弁護士である娘(J.ラング)が自ら法廷に立つという、重い重いストーリー。人道に対する功罪には時効はない。人間としていかに生きるべきか、瀬戸際に立たされた娘/弁護士を演じたラングが素晴らしかった。 7点(2001-07-08 13:06:19) |
3. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
題名を聞いただけであの名曲が蘇るのは、「エクソシスト」と並ぶかも。観た者の記憶に長く残る一本。パーカーは、私にとって、後にも先にも「あのミッドナイト・エクスプレスの」パーカーだ。 10点(2001-06-25 06:01:09) |
4. ミステリー、アラスカ
あったかいなあ、この町の人達は。ニューヨーカーがチームメイトのことを「エスキモー」っていうのを「ちゃんとイヌイットって言え」って訂正したり、試合の後、仲間のお墓にパック(「ボール」のことね)を届けに行ったり。といって、決して美化しているわけではない。氷と雪に閉ざされた小さな町、男たちにはホッケーがあるけれど、女はそこで子供を育て家を守るだけ、どこにも行き場がない。そんな切実な問題もあるんだよね。エエ、アタクシもちょっとおまけ入っております 8点(2001-06-03 17:19:56) |
5. ミート・ザ・ペアレンツ
「カジノ」や「ワンス・アポン・・」のデ・ニーロを知っているこっちとしては、このファミリー・パパが満面の笑顔を見せてても、なんかコワい(笑顔だからこそ、か?だって、イタリア系マフィアもんて、笑ったあとに絶対ナンカあるんだもん)。だからこそ、スティラーが何かやらかすたびに、デ・ニーロ紛する「パパ」がコラエている姿がおかしくてならない(来るか?来るか?)。この「デ・ニーロ効果」が楽しい。 8点(2001-04-15 17:32:41) |
6. ミッション・トゥ・マーズ
このスケールのデカさを荒唐無稽ととるか、宇宙へのコネクションを感じられるか、ちゅうとこが分かれ目なのかね(え、ちゃう?)。SFに免疫のない私などは、ラストの「彼女(彼か?)」の出現には単純に感動してしまったさ。地球の生命の誕生が創造主の「神」の仕業ではなくって、「あなただったのですね」というのが、なんだか妙に説得力があったの。 8点(2001-04-10 18:37:48) |
7. 道(1954)
ジェルソミーナアァァァァ!! 10点(2001-01-24 05:10:52) |