5. 道(1954)
難解なものが多いフェリー二作品の中では、素直にわかりやすく作ってあると思う。凡庸という人もいたけどストーリーってひねってあればいいってもんじゃない。 幼い頃テレビで観たときは、ジェルソミーナがただただかわいそうで泣きじゃくった思い出がある。大人になってからも名画座などで何度も観返したが、いっそう味わい深い。ジュリエッタ・マシーナ、アンソニー・クィン、そして大好きなリチャード・ベースハート。役者も一流。ニーノ・ロータの曲も素晴らしい。私が映画好きになったきっかけとも言える映画。 10点(2003-03-17 21:52:58) |