1. ムーンライト
《ネタバレ》 ネグレクトの母親に育てられ学校ではいじめられている黒人少年が主人公。 ありきたりの設定だし、親しい友人と呼べる人もいない話しかけてくるのは物好きな少年だけ。 あるとき、その少年と成り行きでキスをしてしまう。 少年 をゲイとして描く必要があったのかなと思いながら見ていましたが、その後、少年が大人になったときにその重さが伝わってきた。 ヤクの売人になって子供時代とは別人のようになった彼がラストにポツリと言う言葉。 それまでの少年の人生が見えたようで感動しました。 [地上波(字幕)] 8点(2020-03-16 21:44:37) |
2. 胸騒ぎの恋人
《ネタバレ》 ドラン監督の才能あるイケメンぶりばかりクローズアップされていますが、たしかにと思ってしまいました。 映画の内容はゲイの男性と女友達が同じ男を好きになってプレトニックに惚れながらも、お互いをさりげなくけん制しつつも、それぞれ他の人とはセックスしてるという、心と体は別なのよって、ありがちなレディースコミックみたいです。 ふられてもまた他の人に惚れてしまうおバカっぷりもアニメチックでとても笑えました。 男と女のこういう友達関係いいなあと思ってしまいました。 映像がすごくきれいで、一昔前のフランス映画を見ているようでした。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-12-15 04:41:25) |
3. ムーンライト・マイル
同じ意見の人が多くて何となくホッとしました。どの人もみな自己完結してしまっていて、見ている方はどうでもよくなります。グレイズアナトミーのエレン・ポンペオが服役して行方不明になっている恋人を待っているんですが、「ある愛の風景」とまではいかなくても多少のドラマがないと深みが感じられません。かといって淡々とした良さもなし。好きな俳優、好きな女優ばかりなのに、少しも好きになれない映画でした。特にジェイク・ギレンホールの役、どうしても好きになれません。今後、ジェイク・ギレンホールの出ている映画にすら興味をもてなくなるくらい苦手な役柄でした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-07-02 03:34:20) |
4. 麦の穂をゆらす風
《ネタバレ》 今に続くアイルランド紛争をアイルランド側から見た映画です。どんな戦いでもなにかしら息抜きがあるものです。ケン・ローチの映画が好きなのは悲惨な状況の中で、ホッと息をつける、息を抜ける部分があるからなのですが、この映画にはそれがないので悲惨さだけが残りました。余所の国のことはもとより、同じ国の人のことさえも理解するのはむずかしいけど、理解しようと努力することは出来ます。この映画を見て理解する努力をすることですら難しいということを実感しました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-11-17 05:54:52) |
5. ムッシュ・カステラの恋
《ネタバレ》 泣いたり、へそ曲げたり、大喜びしたり、いじわるしたり・・・子どものような大人たち。コンプレックスの強いカステラ氏に、人間より動物の方が信じられる奥さん、愚痴っぽいボディーガード。出てくる人たちがみんな人間味あふれていて魅力的です。中でもカステラ氏に惚れられて困惑するクララが最高です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-28 02:44:16) |
6. 宗方姉妹
見られたくない日記を高峰秀子に読まれてしまったときの田中絹代のセリフ「見られたっていいのよ、古い日記なんか。今の私には関係ないわ」というところがかっこよかった。6点献上。 6点(2005-02-22 09:16:28) |
7. ムーラン(1998)
ひさびさに面白いなあと思ったディズニー映画でした。セリフもストーリーもハッピーエンドも素直に楽しめました。 7点(2003-08-03 03:17:27) |
8. ムーラン・ルージュ(2001)
ユアンが良くないなあ。というかニコール・キッドマンと釣り合わない。なぜユアンに惹かれるのかわからなかった。もっと正当派の2枚目を使った方が映画的に良かったのでは? 5点(2003-06-03 03:20:12) |