1. 息子の部屋
一見淡々と進んでゆくお話のように思えるんですが、その中にも息子を失った悲しい気持ち、、何にも手につかない、、これからどうすれば、、少しでも息子が好きだったものを身近に感じていたい、、という家族の思いがとても伝わってきて泣けてきました。自分も息子がいるんで、きっとこの両親と同じ気持ちになるんだと思う。時が過ぎて気持ちが癒えてゆくと共に、これからも生きてゆかねば、先に進まねばという感じの静かなラストもとても心に残る。親よりも子供が先に逝く事は本当に何よりも悲しい事で、きっと何年経っても“生きていたら何歳だった、、”ってずっと思うのでしょうね・・。 8点(2004-03-16 14:06:51) |