Menu
 > レビュワー
 > 東京50km圏道路地図 さんの口コミ一覧
東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  無防備都市
各登場人物にはモデルが居るようだが、ローマカトリックはファシスト政権とは良好な関係にあったわけで、本来イデオロギー的にも対立関係にある共産党系レジスタンスを支援する司祭というのはかなり異色な存在であることには留意すべきだろう。とはいえ、人間とはグレーな存在であり、ナチスに協力するイタリア人もいて、人間の行動は白黒がつけにくかったりもする。よって、司祭の中にもナチスに協力的な人もいたはずで、その辺キリスト教とファシズムの関係性についての描き方は一方的で弱かったように思う。かなり共産党イデオロギー色の強い作品ではあるが、そういうことを割り切って類似的な事象があったと想像して見るならば、ひとつの歴史的事柄を描いた作品であるとは言える。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-06-27 13:02:20)
2.  宗方姉妹 《ネタバレ》 
これはオリジナル脚本ではないせいか、タダの昼ドラレベルの凡作。妹の方は新しい女性像を提示したかったのだろうが、姉妹の対比も極端というかここまで来ると姉妹とは思えず無理がある(実年齢は親子に近いし)。ラストは自死のようにこの世を去る堕落亭主の怨念が通じたのか、これも妻の性格をわかった上での行動でしょう。死後までも妻を縛り付けてコントロールしようとするDV・モラハラ堕落亭主には存在感はあり、興味深いキャラなのでもっと深堀して欲しかった。堕落亭主とは逆に、中身のない上原謙の空虚さはよい対比になっていた。
[DVD(邦画)] 4点(2016-03-12 16:28:04)
3.  無法松の一生(1958) 《ネタバレ》 
これが九州男児なんですかねえ。東京下町の寅さんを見慣れてると、乱暴で粗雑な所がちょっとアレで粋や美が感じられないですけど。『シェーン』や『遥かなる山の呼び声』のように立ち去るわけでもなく、小倉に留まり続けて少年から青年まで成長を見守り、夫人に心情を吐露して死んでしまうストーリーはあまりにも切ない。太鼓のシーンはインテリ先生への対抗意識、己の存在のアピールなのかなと考えると人間臭さも感じます。全体的に駆け足でもあり、心情表現が弱く、やや人間の機微が感じられないところが難点かな。それにしても奥さん鈍感にもホドがあるだうよ。歌子(吉永小百合)のような女子大生じゃないんだからさ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-23 11:33:44)
4.  娘・妻・母 《ネタバレ》 
基本的にはカネによって家族が崩壊していく話なのだが、そんなにシビアでもなくちょっと笑ってしまう微笑ましい程度で逆にリアルさがある。現代のようにカネの闘争で互いがむき出しで感情をぶつけ合うわけでもなく、抑制も効いておりそれなりに気を使ってもいるが、逆にそこにアカの他人ではない家族の厄介さも垣間見える。余韻の残る終わり方には救いがあるような、ないような雰囲気だが、老いの孤独と開き直りのようなモノが感じられる。全編通じて非常に微妙なところをついてくる作品であり、脚本がウマイなあと感じる。ちょうどシビアな山田太一とベタな山田洋次の中間というか、足して2で割ったというか。難点としては全体的に男がだらしなく存在感が薄いのと、原節子の感情表現がイマイチだったような。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-15 11:46:38)
5.  麦の穂をゆらす風
期待以上のモノではなかったけど、「人間ってヒドイ事するんだな」ってあらためて思った。兵士が戦うとか一応法に従っての処刑はいいとしても、一般市民への虐殺はないよな。コレみて中韓の反日感情は永遠に消えないだろうなってあらためて思った。きっとココに出てくる英軍以上の事はしたんだろうし。で、その事がしっかり教育されて代々受け継がれるしな。日本は空襲や原爆落とされて一般市民が虐殺されたけど、目の前でヒドイ仕打ちがあったわけじゃないので、反米感情が薄いのか?それとも元々の国民性なのか?教育の問題なのかな?って気もするけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-20 05:43:36)
6.  息子(1991) 《ネタバレ》 
浦安・行徳近辺に住んでる人は気が付いたと思いますが、長男夫婦が住んでるのはは「ハイタウン塩浜」ですね。近所なのでよく知ってます。所詮公団住宅ですから住民のレベルは中の下で、ココから抜け出せるか否か一つの分かれ目のような、あんまり雰囲気のよくない所です。どういう経緯でココを選んだかはわかりませんが、長男夫婦の大衆感覚というか、俗っぽさを演出するには格好の場所だと思います。一方次男カップルの方はある意味世間離れしているというか、やや設定が極端なような気もします。好きなら聾唖だろうがなんだろうが一緒なるし、好きな人と一緒になる事が、別に特別な事だとは思わないし。ワザワザ相手役を聾唖者というか障害者にするのがなんかアザトイ感じがする。言いたい事はなんとなく判るんですが、老人にFAX持たせて雪道歩かせるるのはどうかと思うし(郵送すればいい)、なんか個々の設定・演出がクドイというか過剰なのが難点です。 <追記>15年ぶりに再見。バブル時代の作品だが、令和の時代から見ると「こんなに暗かったっけ?」という印象。あえてアンチバブルの作品に仕上げようとしたのかもしれないが。次男カップルが好意的に描かれる分長男夫婦が俗っぽく思えたのだが、見返すとそんなに悪いわけでもない事に気づく。今ではよく出来た夫婦の部類に入るだろう。クドイと感じた演出もいろんな作品を見たせいかイガイとあっさりしているという印象に変化。まだネットもない電話・FAX時代のノンビリさ故だろうか。障害者を憐れんだりするのもさすがに古臭くて、いろんな意味で時代の変化を感じる作品でもある。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-21 01:19:04)
7.  息子の部屋
息子が突然事故死したら、タラレバで、後悔する気持ちはわかる。ただし、それも次第に仕方が無いで済まされていくんだと思う。ただし、これが自殺だったらどうだろう?それこそ助けてやれなかった後悔を一生背負って生きていく事になると思う。また、これが殺人だったらどうだろう?悲しみは時間が解決するけど、憎しみは一生消えないんだよね。一口に息子の死といってもその要因次第では、「時が流れて、現実を受け入れて・・・」なんて簡単なものじゃないと思うけど。俺が執念深いだけかな?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-07 02:55:43)
8.  昔みたい
G・ホーンが弁護士(とても弁護士には見えないのだが)で、元夫が無実の被告人、現夫が検事という設定でG・ホーンが元夫と現夫の間で気持ちが揺れ動き、最後に3人で夫婦喧嘩まがいの裁判を行うという、とってもノーテンキなコメディー。Gホーンにしてはパンチ不足で手堅くまとまっているので、ちょっとインパクトに欠けるが、まあそれなりに面白く、楽しめます。
6点(2004-03-05 16:40:59)
040.15%
140.15%
2130.50%
31304.99%
438614.82%
566625.58%
671527.46%
744016.90%
81746.68%
9501.92%
10220.84%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS