1. 無垢なる証人
《ネタバレ》 これはどう言えばいいかな…。途中まではかなり面白いと思ったけど、だんだんと作られすぎ感が拭えなくなってきた。自閉症について無知なせいもあるかな? 気になって観終えたあと、さっそく検索してみたが、やはりあの能力はレアっぽい。絶対にないとは言えない…くらいの感じかな。実話が基ではないし、もちろんSFでもファンタジーでもないから「ほどほど」が肝要だと思う。検察が財産絡みを突かなかったのも不自然だし、二審での主人公のやり方もリアリティーがない。俳優陣は皆素晴らしい仕事をしたが、物語としては多少無理を感じてしまった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-01 09:13:47) |
2. 息子(1991)
《ネタバレ》 まさに名画。悲劇も奇跡も起きないが、ここで描かれる人生の哀しみと喜びに多くの人が共感し、感動する。特に子供が巣立っていった親世代にとって最後のフラッシュバックは思わず涙してしまうのではないか。仕事に追われる日々、お金に余裕もない… でも今振り返るとあの頃が一番楽しかったと。タイトルでもある「息子」(哲夫)はこれからそんな幸せな家庭を築いていくのだろう。もちろんそれは父にとっても大変な喜びだ。ちょっと重いかな…とも思った映画だけど、終わってみればとても気持ちのいい物語として記憶に残る。キャストもいぶし銀揃いで安心感があった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-02-23 22:04:08)(良:1票) |
3. ムーミン谷の彗星
う~ん… 何がいけなかったのか、あまり楽しめなかった。TVシリーズを全然見ていないせいかもしれない。彗星衝突の危機にも笑いあえる皆が羨ましいとは思うけど。キャラクターではスナフキンが気に入ったが、アンゴスツーラ退治は子供だましだな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-11 19:00:36) |
4. 無法松の一生(1958)
《ネタバレ》 <阪東妻三郎版は未見> 敏雄(ボンボン)が幼かった頃の楽しい日々から一転して、敏雄の「親離れ」と「松五郎離れ」によって寂しくなっていく二人の気持ちがよ~く伝わってきた。ボンボンじゃなく、若大将でもなく、吉岡さん… 「他人みたいだ」、と元気がなかった松五郎が忘れられない。明治~大正時代だとまだ身分の違いがあったようで、おかしな事ではないだけに切ない。そういえば奥さんも自分の息子なのに「さん付け」で呼んでいた… 家督を継ぐ者ってそういう扱いだったんだよね。そんな時代の叶わぬ恋を三船敏郎と高峰秀子の共演で描く豪華な一作。松五郎の死に場所は一番楽しかった頃の思い出、運動会が行われた学校だったと…。涙を誘う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-16 23:05:52)(良:1票) |
5. 娘・妻・母
《ネタバレ》 なかなかの秀作だと思います、運命のいたずらと言うべきか、翻弄されちゃってかわいそうだが、借金とそれに伴うお母さんの問題が無かったとしても、黒木くんと上手くいったかはわからないんだな~。成瀬映画は殆ど見てないからあれだけど、一般家庭の普通にありえる話で2時間飽きさせないのは成瀬監督の腕ってことでいいかな・・・。高峰さんの無駄遣い感は確かにあった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-17 23:51:51) |
6. ムーラン・ルージュ(2001)
《ネタバレ》 ストーリーは普通、ジドラーが最後に男を見せるのも予定調和ですし。ただ主演二人の歌声は素晴らしかった、有名な曲ばかりだから乗っていけるし、たまにはミュージカル映画もいいなと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-06 16:31:27) |
7. ムーンライト・マイル
最初は深い題材だと思ったけど、よく考えると実に変。 5点(2005-02-19 00:43:03) |