1. めぐり逢えたら
あまり細かいことはつっこむべきではないという映画。少々の不自然さは目をつぶり、無邪気で幸せな気分を分けてもらいましょう。トムとメグ以外の脇役たちにも注目。おどろいたことに悪人が誰もいない。どのキャラも全て、アレルギーやら笑い上戸やら、ポーカーフェイスやらで何らかのくせをあてがわれているのが面白い。悪意を持って、誰かを攻撃しようとする人物が誰一人いない。そういう意味では大人の御伽噺ですよね。監督の、人に対する暖かなまなざしを感じずにはいられなかった。 6点(2004-01-01 13:32:53) |