1. メイン・テーマ
《ネタバレ》 封切り時は高校生で当時の風潮として薬師丸ひろ子に夢中だった。大人になって観てみて「なんじゃこりゃ」と思ってたら終盤に野村さんが「今回は大目に見てよ」とのセリフ。森田監督も観客の気持ちが分かってたんだろうな。「セーラ服と機関銃」を大人になって見返した時も思ったが、薬師丸さんってこんなにイモねーちゃんだったんだ。しかも役もかなり痛い行動。当時は大量媒体物量作戦で国民的アイドルと思いこんでたが全て稀代の広告マン角川春樹氏のマジックだったんだなあ。桃井さんも超小顔の野村青年といると顔のデカさが強調されて辛かった。薬師丸、桃井の2人がいるのにカメラオタクの集団が2人を押しのけてスタイル抜群の水着のミス〇〇に殺到する場面は秀逸。それとこの映画の「メインテーマ」はオープンしたばかりの万座ビーチホテルのPRだったのだと思う。 [DVD(邦画)] 5点(2021-05-01 14:03:31) |