1. モスキート・コースト
《ネタバレ》 天国を求め探しに行って、地獄を見つけたという感じの映画。前半は長くてだれるが、爆発後くらいからはあまりの悲惨さに逆に釘付け。ドキュメンタリーを見てるかのようだった。怖い!ハリソンフォードのイカレっぷりの表現良し。そもそもハリソンフォード主演じゃなきゃ見てなかったはずだけど。自然回帰といいながら文明の利器に頼ろうとする、核戦争を怖がりながら大爆発で村が吹っ飛ぶとかの矛盾の表現良し。爆発のシーンの迫力良かったなあ。自分には発明の才があると信じ込まそうとしてももう時代からは取り残されている、原始の村なら自分の存在感が示せるはずリーダーにもなれるという卑屈な心根の面白さがある。そして、エレンミレンが色っぽかった。今のエレンミランのおばあさん姿しか連想できないので驚き。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-29 17:59:06) |
2. モネ・ゲーム
《ネタバレ》 豪華キャストなんだけど、おふざけ調であり、なのにコメディセンスがあまり高くない。大ネタも若干物足りないかな。キャメロンディアスをキャスティング時点でこの演出は仕方ないのかもしれないけど。もう少しなんとかなりそうだっただけに残念さが強い。 [DVD(吹替)] 6点(2015-01-15 15:29:24) |
3. モンスターズ・ユニバーシティ
安定の面白さ。でも今作は子供向けというより大学生から社会人に向けたメッセージ性が強いかな。どことなくワゾウスキーに自分を見てしまった男子も多かったはず。だからちょっぴり切ない。爆笑田中さん、とってもよくできました。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-28 16:00:24)(良:1票) |
4. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 単純明快にストーリーが作られていて、絶妙設定なのに理解が易しく親切。きれいな画、親しみやすいキャラクター。さすがピクサー。怖がらせるというフリも効いて笑い声というオチでやさしい気持ちになれるのも安心設計。石塚田中のコンビもよく重責を果たした。ここ外したら一気に評価落とした可能性もある中で。特に石塚さんは満点。万人にお勧めできる仕様です。 [地上波(吹替)] 8点(2014-08-31 16:37:18)(良:1票) |
5. もののけ姫
何度も観てきたつもりだったが、今回じっくりと見てみた。内容は深い。子供からそれこそ大人まで見るたび考えさせられるテーマやメッセージ性に溢れている。歴史、業、差別、共生etc・・・・。等等。子供向けでは決してない。むしろ人生経験積んできた人のほうが堪能できる作品となっている。善悪を描く意図はないのだろうが、どうも自然正義人間悪にとられやすくなっているのは残念。あと一歩バランスが取れたら良かった気も。アシタカの凛とした行動はアニメとは言え気持ちよいものがある。今回地デジ大画面での観賞になったが、自然を象徴するグリーンをはじめとして色彩が素晴らしいのも改めて確認。傑作である。 [地上波(邦画)] 9点(2010-01-09 12:07:26) |