3. 萌の朱雀
邦画とは思えない(誉め言葉です)けど、まぎれもなく日本を映している不思議な映画でした。次こうくるだろう、とか次こう言うだろう、というこちらのステレオタイプの思考を見事に裏切って、最後まで淡々と進んで終わったことが嬉しい。お父さん役の俳優はものすごくアクが強い印象なので、最初「え?この人出てこの映画の雰囲気壊れないのかな」なんて失礼な事を思ってしまったのですが、しっかり溶けこんでいたし、この人がいなければ「映画」ではなく「ドキュメンタリー」になってしまうギリギリだったと思います。う~ん・・とにかく美しい! 9点(2003-05-27 14:06:43) |