1. 八つ墓村(1996)
市川崑監督を追悼するならこの映画ではないでしょうか。配役や選曲を始め、新しい世代の人たちにも通じる良い映画をまだまだ作ろうとしているという市川監督の意気込みが、観ていると随所で伝わって来ます。豊川悦司、西村雅彦など当時の売れっ子さんはやはり好演しています。寺田辰也の役だけが、高橋和也さんには悪いですけど、今ひとつ地味でヒットしなかったのだと思います。ですが全体的にはさらっとしていて、それが返って好印象でした。 [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2008-03-29 01:03:43) |