2. 八つ墓村(1977)
400年前の悲劇の怨念と大正末期の狂気の事件がうまくオマージュされていて、本当に良くできた話だと思います。映像的にも、ジメジメした鍾乳洞、不気味な双子のお婆さん、狂気の座敷牢など、うまくできています。最後に金田一耕助が全て合理的に謎を解きほぐしてくれるとわかっていても怖いです。渥美清の金田一は賛否両論だと思います。やはりシリーズもので固定のイメージが出来上がった役者は難しいと感じました。ただし、豊川悦司版金田一とどちらを見るか迷ったら、こちらをお勧めします。 7点(2003-12-09 05:41:58) |