1. ヤッターマン(2008)
ストーリーやCGなんて二の次。ドロンジョ様が杉本彩でないのが不満。確かに深田さんも頑張っています。しかし、アニメ再放送時、まだ幼稚園児だった私に『女』の素晴らしさを教えてくださったドロンジョ様の実写版としてはやはりバディにインパクトがイマイチ・・・何度も言いますが深田さんも頑張ってます。しかし・・・もっとこう(中略)。 後は蛇足で中身の評価を。ストーリーは単純明快突っ込み満載、所々くすりとしてしまう演出もあり、往年のファンとしてラストは満足。 CGも全体的に力入っていると思いますし、出撃シーンは見もの。子供向けと思いきや、結構エグイ演出(ビックリドッキリメカがオイルを撒き散らし、叫び声をあげながらプレスされるとか・・・)もあり逆にそれが○だった。 ただ、鬼太郎なんかもそうですが何故かこういった邦画のエンタメ作品は記憶に残らないのですが、やはり演者の演技に難があると考える。主演は下手ではないが、唸るほど上手いわけでもなし。ゲストの岡本なんたらに至ってはアウト。お前ちゃんと演技の勉強したの?洋画なら字幕やら吹き替え(声優がプロ限定として)で下手と感じることもないですし、気にならない。あと、何故か友情やら家族愛といったPTAが喜びそうな要素を詰め込みすぎるのも宜しくない。アニメ(最近のドラえもん)もそうですがくど過ぎる。せめて一つに絞れ。 だからいつまでたっても海外のエンタメ作品に負けてしまってる(私の中でですが)と考える。 あと尺が長い。ぎっちり2時間ではなく、無理に2時間にした感じがして、スピード感がなかった。 アクションの演出も下手。この前見た『ウルヴァリン』と比べてもとにかく光らない。本当にただCGを使っただけのつまらないアクション。 若干邦画全体に対しての批判になってしまったが、『暇な時』『邦画が見たい』『ヤッターマンか桜井君のファン』。この三つの要素が揃って観る価値が少しはある作品。3日も経てば内容すっかり忘れてますね。 [DVD(邦画)] 3点(2009-09-27 00:15:11) |