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1.  八つ墓村(1977) 《ネタバレ》 
村に伝わる落ち武者の祟りに見せかけた営利目的の殺人事件ですが、人間関係や過去の事件、主人公や犯人の出生等も全てその怨念によって導かれているという設定は俊逸ですし、事件と怨念のバランスの取り方が素晴らしく話自体が非常に怖くて面白かったです。 タイトルからして原作者のセンスを感じます。 舞台となっていた村や東屋、洞窟等のロケーションも素晴らしく作品自体に深みを与えるものになっていたと思います。 特筆すべきは何と言っても多治見要蔵の大量虐殺のトップカットでしょう。 ふんどし姿にガンベルトをたすき掛けにして、右手に日本刀、左手に猟銃、そして有ると無いとではインパクト的には全く違うDIYのヘッドライト。 そんな狂気の彼が青白い薄暮の桜舞い散る中を真っ直ぐこちらに走ってくるハイスピードの映像は芥川也寸志さんの迫力ある音楽と相俟って極めてかっこ良く、そして美しいものになっています。 パロディでは何度と無く見た事が有りましたが、オリジナルを初めて見て痺れました。  個人的にはオカルト的なミステリーにベクトルを向けて欲しい内容でしたので、村祭りでの落ち武者惨殺シーンの見せ方は時代を差し引いて見てもクオリティーを含めて少し残念でした。 もっと心情に訴える様なおどろおどろしい表現に欲しかったです。 恐らく監督はスプラッター気味のホラー作品にしたかったのだろうと感じましたが、その為に粗さの目立つ脚本になってしまう箇所がありました。 前述した様に話自体が面白いので、脚本の整合性や細部を詰めていっても小さく纏まることは無かったと思うので勿体無い印象が残ります。  ゲゲゲの鬼太郎がリミットだった子供の頃の私にはこの様な作品は怖くて見れませんでしたけど、今回初めて見て子供の頃の自分の判断に感謝しました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-06-08 16:36:06)
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