3. 八日目の蝉
《ネタバレ》 特殊、特殊、特殊な境遇の映画ですね。 感情移入の余地がない。 自分の倫理観では処理しきれないような気すらします。 もしこの出来事をニュースとしてみたならば『とんでもねぇ誘拐犯だ』と断罪するところですが、映画として観ると当事者にしかわからないこともたしかにあるわけで。 しかし『子供が欲しい』ってよく言うけど、アレって『赤ちゃんが欲しい』ってことなんですかねぇ? なんかぬいぐるみが欲しいように聞こえて、正直違和感を感じます。 幸いこの映画の登場人物たちは、幼い命を蔑にするようなところはなかったのでその点は良かったかなと思いましたし、だからこそ希望の残るエンディングに繋がったのかと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2012-09-08 01:11:26) |