1. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 「不可解ななぞに対する科学的な解明・実証」、がなかったので、ガリレオっぽくない!と思いましたが、他の方のレビューを見るに、原作どおりなんですね。(原作未読なので) 謎解きについては、それも伏線だったのか、あれもそういう意味だったのか、とまんまと引っ掛けられ楽しめました。 ただ、どうしてもあのラストは納得しがたいなと思われました。 二人の出会いの場面で石神が数学の問題について「あの解答は美しくない」と語っていますが、取調室で語った湯川の解答は美しいのか、そんなことを考えてしまいました。 もちろん、松雪泰子号泣シーンで堤慎一は最上級の幸せを得たのだという考え方もありますが、ちゃちいストーリーになってもいいから、誰かがもっと幸せになるエンディングを見たかったです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-10-15 00:18:42) |