Menu
 > レビュワー
 > Nbu2 さんの口コミ一覧
Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 350
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

ようやく350本目のレビューですよ。
レビュアーの皆様本当凄い。

来年もよろしくお願いいたします。
ちょっと早いですが良い映画ライフを!

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  四畳半襖の裏張り しのび肌 《ネタバレ》 
長い事映画見てると初見時に比べて評価が著しく変わる作品、というのはあるもので、この映画もその内の一つ。初見は20代前半、ポルノ映画館(汗)。挿入される劇中内映画【田坂具隆「土と兵隊」/内田吐夢「土」】シーンはわずわらしいし、何よりこういう映画を見る際に期待していた性行為のシーンは唐突に黒色の枠が入り、ほとんど見えない(大量の汗)。映画終了時に前に居た酔っ払いのおっさんが、ふざけんなーと言ってたのがやけに印象に残った。で評価が変わったのが神代監督の名作「赫い髪の女('79)」を鑑賞してから。彼の映画は遺作「棒の哀しみ(’95)」に至るまで人間の孤独や寂しさを丁寧に描写していく事、そしてそんな哀しみ寂しさを抱えた男女のドラマを写し出す事がポイントであっただろう事と合わせて、彼の性行為描写は(それこそ今村昌平みたいな生命力=性欲みたいな描写とは異なる)寂しさを埋める=優しさや温もりを求めての行為なのではないのか、という観点を認識した上でこの映画を再見。するとこの作品、ロマンポルノの体を借りた彼なりの反戦映画であるのではないかと感じたのでこの点数。 特に最後芹明香がつぶやく「男と女にはあれしかないよ、バンザーイ」というのは物凄い反戦句だなと思う。国家が奨励している「産めよ増やせよ(=性行為)」政策は戦争下においては戦場に駆り出される兵士人員を生み出す為の生産行為でしかなく、男が戦場に行った後には(主人公正太郎の様な)子供か、女性しか残らないという皮肉こめまくりだから。ロマンポルノなのでそりゃぁHなシーンは多いけど、これは女性にもおすすめ出来る一本として機会があれば。あと裸を見せる事が目的の作品で演技というのは二の次かもしれないけど、やっぱり宮下順子はレベチだなぁと思うこの頃。
[映画館(邦画)] 7点(2021-03-17 10:21:33)
2.  夜の河 《ネタバレ》 
主人公が恋を諦めてキャリアウーマンとして改めて生きてゆく事に決めた経緯が男性陣(演者の演技は良いし時代的な背景もあろうが)の「だらしがない」(としか言いようのない)性格に起因してしまっている点、加えてメロドラマにしても都合の良すぎる展開・余計な描写(特に私はラストのメーデーの描写は蛇足と思っております)といった欠点あるこの作品を何故故にレビューするのか。まずは日本を代表する名カメラマン宮川一夫の撮影/カラー描写の素晴らしさが一点。京都出身の彼が撮りだした日常風景や色彩配置の各ショットは今の邦画ではもう映し出せないし、出せたとしてもその「空気」までは抽出出来ないと思わせる。そしてもう一点は山本富士子の「美しさ」をフィルムに捉える事の出来た一本であった事に尽きるのではないか。後年五社協定事件(1963年=フリーになろうとした彼女に親会社の大映がそれを許さず五社協定の名を借りて映画界から締め出した事で彼女はTV・舞台女優としての生き方を余儀なくされた)により10年しか映画女優として活動できなかった彼女の代表作の一本になった事でこの作品は映画史に名を残した。ま、私としては「彼岸花(58)」「女経(60)」とか「美貌に罪あり(59)」くらいの少しムッフーンな方が好きなんだよう...ムツフーン。...ゴホンゴホン、早く大映はブルーレイ仕様のデジタルリマスターやっちゃってください!
[映画館(邦画)] 7点(2016-05-05 22:06:53)
3.  四つの恋の物語(1965)
これは今で言うところの「アイドル映画」なので、話の概要とか不都合な点をあげるのはは論外。ただスクリーンに映し出された四姉妹の魅力を堪能する、それで十分だと思う。ただ何が凄いって、一人でも十分主役級をはれる女優を四人活用しそれを大作ではなく90分にも満たない映画として上映してしまうこの当時の日活映画のパワーに感心する。女優は皆好演だが、特に芦川いづみの可憐さと和泉雅子の明るさ、元気ぶりか。映画館で見れて、良かったなぁ。
[映画館(邦画)] 6点(2007-05-27 11:52:01)
4.  用心棒 《ネタバレ》 
1. 黒澤プロ軌道に乗る。2.「世界の」ミフネの誕生。3.「リアリズム時代劇」の先駆け。4.漫画における「劇画」文化に大きな影響をもたらす(さいとう・たかをがこの映画を観て「無用ノ助」を生み出したのは有名)5.イタリアの無名監督セルジオ・レオーネに光が当たる。=「(スパゲッティ)マカロニ・ウェスタン」ジャンルの誕生。(荒野の用心棒) 6. 「ローハイド」くらいしか名が知れなかった俳優クリント・イーストウッドがこのリメイク作品で注目される。(と同時に監督イーストウッドの撮影スタイルにも影響を与える) 7.オマージュを捧げられた作品、数しれず。(ウォルター・ヒル「ウォリアーズ」「ラストマン・スタンディング」とかミック・ジャクソン「ボディガード」とか。あとサタデーナイト・ライブでのジョン・ベルーシ!) 作品としては続編「椿三十郎」の方が優れていると思うけど、佐藤勝の音楽と主人公桑畑三十郎をとりまく脇役のいかれっぷり(特に沢村いき雄とか山茶花究、加藤大介!)からこちらの方が好み。日本映画が世界に誇るスーパー時代劇!
[映画館(邦画)] 9点(2006-09-04 22:13:32)
000.00%
120.57%
282.29%
351.43%
472.00%
5133.71%
6288.00%
78424.00%
810630.29%
96117.43%
103610.29%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS