1. ラブストーリー
《ネタバレ》 最後のオチは途中で読めてしまうので、少し感動は減るのだけれども。 でもお母さん時代の悲恋話はよかったなぁと思います。 どこの国にも、「ただ好きなだけなのに結ばれることが出来ない男女」というのは存在したんですね。 それがとても悲しく切ない。 男女二人が惹かれ合って付き合う、ただそれだけのことが出来なかった時代。 日本だけでなく、韓国にもそして世界中どこの国でもあったことなんだろうと思います。 あの二人が守りたかったのは、ただ「あなたが好き」という感情だけなのに、時代が、環境が、周りが、運命がそれを許さず、二人は別れざるを得なかった、というところがとてつもなく切ないと思いました。 それぞれ別々の人と結婚をし、こどもを授かり、そのこどもたちが現代で出逢って共に惹かれあい、結ばれる。 親子2代に渡っての運命的な恋。 結ばれることが許されなかった親同士の分まで、あの2人には幸せになって欲しいと思いました。 5点(2005-03-14 11:09:03) |
2. ラスト サムライ
《ネタバレ》 素晴らしい!日本人なら是非観ておきたい映画です。渡辺謙は完全にトム・クルーズを食っていましたね。勝元は非常にカリスマ性のある魅力的な人物ですが、それを見事に演じていました。最初にサムライが出てくるシーンは、あまりにもサムライがかっこよすぎて、銃剣を持ってる日本人とトムがダサく見えます。また、村が忍者に襲われるシーン、最後の戦のシーンなど、「戦う」シーンが多いのですが、殺陣が素晴らしい!これが「殺陣」なんだって初めてわかった気がします。また、登場回数はトム&渡辺謙には劣るけれど、圧倒的な存在感を放っていた真田広之には脱帽です。「殺陣」をトムに教えていたというだけあって、もう鳥肌がたちました。背は高いほうじゃないのにかなり「大きく」見えます。かっこよすぎ!ただ、小雪がトムの支度をするシーンで、あのキスさえなければ、非常にプラトニックで美しいラブシーンになったと思います。また、ラストが良くも悪くもアメリカ的だなと感じました。あの後、トムがどうしたかは謎(というか観客の想像にまかせる)にしといたほうが良かったかな。でもこういうスケールの大きい作品はぜひ映画館の大スクリーンで見るべきです。世界中が惚れ込むであろうサムライスピリットを、是非あなたも感じてください。 9点(2003-11-29 00:43:27) |
3. ライフ・イズ・ビューティフル
これはとても前向きな映画。そして、愛に満ち溢れた映画です。ロベルト・ベニーニ演じるグイドの愛に溢れた嘘が、最後には本当になる。最後に戦車が現れた時のジョズエの表情といったら!それに、グイド本人はいくら疲れていても、愛する妻と子供の為に笑顔を見せる、危険を顧みずに音楽を流しアナウンスまでする。命をかけて子供と妻を守るなんて、素晴らしすぎです。それにしても、ジョズエが可愛いのなんのって!!彼の笑顔を見るだけでも価値があるくらい可愛いです。実生活でも妻であるニコレッタ・ブラスキはちょっとおばさんになりつつありますが、まだまだ美しい女性です。グイドとジョズエが収容所に連れて行かれることを知り、自分は行かなくてもいいのに志願して収容所へ入る当たりとか、グイドとジョズエに対する愛を感じます。アカデミー賞を受賞した音楽もとても素敵です。多分、誰もが一度は耳にしたことがあるであろうあのメインテーマは、いつ聴いても素敵なメロディです。たくさんの愛情に包まれたい時に、是非とも観てほしい映画です。 9点(2003-05-13 15:13:10) |
4. ラブ&ポップ
何これ???まぁ原作自体もそんなに面白い作品じゃなかったけど、映画になると更に駄作。観たことを後悔した映画。時間とレンタル料返して欲しい。 1点(2003-04-21 11:45:47) |