1. ラストエンペラー
公開当時、高校生。純粋で世間知らずなボクは、「中国でも皇帝くらいになると英語喋れるんだぁ」と感心して観てました(←アホ)。話題の映画だったし、世界史を選択していなかった自分としては「後学のために」と思ってガマンしながら観たことが懐かしい(←エライ!)。高校生が勉強する歴史入門編としてはよく役立ちました。その後、テレビのドキュメンタリー等でもしっかり復習させていただきました。歴史を知っている大人が振り返りながら観るのと、歴史を知らない若者が追体験しながら観るのは、明らかに感じ方も違うはず。今は前者だけど、当時の自分は間違いなく後者でした。自分としてはいい時期に観れたなって感じです。 7点(2004-08-09 17:53:20) |
2. ラスト・アクション・ヒーロー
「ストーリーは二の次!とにかくアクションだけを追求したい!」という監督の熱い思いが昇華し、作品として結実させた。アクション偏重とハリウッドの楽屋ネタも相まって、C級のニオイがプンプンする。アイデア倒れの感は否めない。 4点(2004-06-11 00:38:01) |
3. ラヂオの時間
シチュエーションコメディの旗手・三谷幸喜の真骨頂ともいえる作品。確かに舞台劇で十分である。監督本人も百も承知であろう。映画は彼にとってプロパガンダである。舞台公演ではオーディエンスに限りがある。2時間汗だくで公演して、ライブ感という充実感は得られても、世の中への認知度は効率が悪い。「僕こんな舞台作ってます」という名刺代わりの意味があり、第1回監督作品として一番の得意分野を持ってきたのだろう。こーいった一風変わった作品の作り手は大歓迎したい。映画を楽しむ幅が広がるというもの。役者さんも皆いい味出していて、息の合ったやり取りは、もはやファミリーとして完成されている。それ故、オヒョイさんの役どころは読めたけどね。 7点(2004-03-24 00:59:23)(良:1票) |
4. ライフ・イズ・ビューティフル
まず、グイドのキャラ設定の勝利。グイドの明るい性格と対比して、ラストの悲しみが一層引き立たされる。人を憎んだりしない、お人好しなくらいの素直さを、果たしてあの状況でどこまで現実味のものとして受け止めたらよいのか。やはり、実際には有り得ないシチュエーションだと思うが、私は物語として受け入れたい。グイドがドイツ兵のウソ通訳をするシーンは、最高。自分にとってのナミダ度はジ~ンくらい。 8点(2003-12-25 00:29:59) |
5. Love Letter(1995)
脚本の良さと映像の美しさが印象に残ってます。さらに、音楽がスッゴクいい!透明感のある叙情的なメロディには心癒されます。今でも時々、テレビ番組でBGMとして使われたりするので、曲がテレビから流れているのを聴くと、ちょっと幸せな気分になります。サウンドトラックは、ヒーリングCDとしても超オススメです! 9点(2003-12-17 00:37:56) |