1. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
キャストアウェイやオープンウォーターなど、遭難ものの映画はそれほど珍しくないが、トラと漂流してしまうとは何とも奇抜で面白い発想だと思う。しかし、設定が前面に押し出される映画は、観る前は面白そうでも、実際に観るとがっかりするパターンが多い。正直あまり期待していなかったのだが、本作はありがたいことにその期待を見事に裏切ってくれた。 まずは設定を最大限に活かしたストーリー展開が素晴らしい。メインは主人公が遭難してからなのだが、序盤で主人公の生い立ちや価値観が綿密に描かれており、ストーリーに説得力をもたせるための下準備がしっかりできている。ただ動物と一緒に遭難するだけの陳腐な映画になっていない。 さらに映像にも様々な工夫がなされている。海ばかりで寂しくならないように、美しいCGが視覚的にも楽しませてくれる。幻想的な光のアートと海の生物達が、まるで童話のごとき世界観を創りだす。子供から大人まで飽きることなく観ていられるだろう。 [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2013-01-21 06:35:20) |
2. ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
原作の世界観を壊すことなく、映画だけのオリジナリティーもあって、まあまあです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-27 04:24:04) |
3. Life 天国で君に逢えたら
とてもストレートな作品です。これが実話でなければ駄作だと思うが・・。とりあえず大沢たかおがかっこいい。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-15 01:15:16) |
4. ランド・オブ・プレンティ
9.11のテロは悲劇であり悪である。とただ単純に言ってしまえば、9.11のテロに歓声をあげていた一般の人たち、つまりは世界の声に耳を塞いでしまうことになるし、何も変わらないんじゃねえかと。 んま~それはさておき映画はというと、自らの価値観や考えを信じて疑わず、そういう目でしか世界を見ることができない叔父はどこか滑稽に見えた。それは今のアメリカを象徴しているように見えたけど、それが監督の意図したものなのかどうかはわからないですね。しかしアメリカとテロに対する監督のメッセージがあるのは間違いないし、それを美しい映像と皮肉ったような表現で描いたこの作品はなかなかいい感じ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-03 03:08:03) |
5. ライアー ライアー
あのアドリブと演技はジムキャリーだけのものだね。普通におもしろい作品。 6点(2005-02-08 02:14:19) |
6. ラブ・アクチュアリー
いろんな愛の形を一つの映画にきれいにまとめたリチャード・カーティスはお見事。 誰が見ても楽しめるものになってるんじゃないかと。 欲を言えばエンディングに何かもう一つ驚きがあるとよかったかなあー [ブルーレイ(字幕)] 8点(2004-07-03 13:15:39) |