1. ラグタイム
確かに重みがあって素晴らしい映画なのですが、残念ながら傑作にはなっていない気がします。キャスティングとしても華がなく、J・ギャグニーの復活は嬉しいのですが、もう少しキャストに華が欲しかったと思います。そして映画女優として成功するE・マクガバンのエピソードを尻切れトンボみたいな形で終わらせてしまうのは少し勿体ない気がします。まぁさすがはM・フォアマンだけあって、決して見せ場のない映画になっていないあたりは流石なのですがね。 7点(2002-08-30 22:45:25) |
2. ラスト・シューティスト
ジョン・ウェインのかなり私的な闘病日記といった色合いで、痛々しいまでの老体をさらすJ・ウェインの熱意には頭が下がります。巨匠ドン・シーゲルにしては珍しく心理描写に終始しており、ラストに少しだけ銃撃戦があるだけだ。しかし、もう既に“瀕死の状態”にあった西部劇の息の根を止めるかのように、劇的なクライマックスを用意したのもJ・ウェインの希望だったのかもしれない。これもある意味、アメリカン・ニューシネマの一端だと思う。 7点(2002-06-01 21:54:05)(良:2票) |
3. ラブ・フィールド
あまり余分なサイド・ストーリーを抜きにして一人の黒人男性と一人の白人女性の逃走劇をコンパクトかつスマートにまとめた映画。「告発の行方」を撮ったジョナサン・カプランにしては鋭いタッチではないにしろ、なかなかよくまとまった佳作である。同年キャット・ウーマンを「バットマン/リターンズ」で演じていたミシェル・ファイファーも難しい役を見事に好演。 7点(2001-09-01 10:41:47) |
4. ライトスタッフ
この作品の奥深さは一言では語りきれない。正直言って、全員タイトルの“正しい素質”ではないのかもしれない。だってこの映画を見る限りでは、持ち前の才能や知識、運動能力を基準にして選考していたではないか。元々アメリカ政府がいわゆる“正しい素質”を選んでなかったのだと私は思う。しかしどうだろう? そんな“正しくない素質”の集まりが、自らの才能に過信した連中が、一番飛ぶということに関する想いが強かった者が、「音速」の壁を破り現代宇宙工学の基礎ともなる命懸けの有人飛行にトライし、基を築いたではないか。“正しくない素質”がライトスタッフなのだ。 9点(2001-08-16 21:46:42) |
5. ラスト・ボーイスカウト
期待して観たのにかなりガッカリ映画。アクションは確かに派手かもしれないけど、中身がなさすぎ! もう少し考えて製作して欲しいなぁ~とぼやく今日この頃である。 3点(2001-05-13 16:41:36) |
6. ラストマン・スタンディング
ちゃんと「用心棒」とか昔の西部劇見て製作したんだろうか?これは完全にブルース・ウィリスの自己満足の映画で、全然面白くない。 2点(2001-03-27 20:31:08) |
7. ライアー ライアー
なんだかんだ言ってジム・キャリーは凄いと思った映画でした。あのデスクでペンと悪戦苦闘するシーンなんか特に...。ラストじわっと感動してとても良い映画でした。 7点(2001-03-27 20:29:08) |
8. ランボー3/怒りのアフガン
ここまでくるちもうメチャクチャですね(笑)。第1作と比べると目も当てられない。このような形で続編を製作したスタッフにある意味賛辞の拍手を贈りたい。 3点(2001-03-27 15:56:05) |
9. ラストサマー
「スクリーム」似てるけど、私はこっちの方が好きですね。でも犯人の存在があまりに唐突な話しで後半の展開には戸惑ってしまった。 6点(2001-03-22 16:55:31) |
10. ライフ・イズ・ビューティフル
正直言って納得いきません。ベニーニはちょっとやり過ぎでは?これならちょっと似てる「聖なる嘘つき」の方が私は好きです。でも“いい映画”なんで6点です。 6点(2001-02-16 17:17:51) |