1. ラブ・ポーションNo.9
自分の調べた限りではデイル・ローナー初監督作品であるらしく、その出来もそれを起因としているような失敗に満ちている。 先ず、テンポが最悪。 そして、構成の転換部がどれも唐突。 脚本的には、そこそこ芸がみられるだけに残念な出来。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-12-17 00:06:53) |
2. ラウンダーズ
《ネタバレ》 堅実に生きるか、刺激を求めるか、という葛藤を扱うのに結局どちらもギャンブルに舞い戻るなんて・・・社会性を考えると負けるしか選択肢はないのに、どうするんだろうと興味津々で鑑賞。 そして、結局勝っちゃうんですね。 刺激を求め、夢を追うのを大いに肯定して終わる内容。大衆に迎合しているような説教臭い作品が横行する中で、こういうのはある意味快感です。 しかし、以前負けた相手に勝ってしまう理屈(技術の向上)はなく、作家の都合に過ぎないのでこれぐらいの点数で。 [地上波(字幕)] 4点(2007-12-08 09:33:32) |
3. ライフwithマイキー
微笑ましく観れるものの大した展開はない。 子供との関係性が生まれていくのは心地よい。 [地上波(吹替)] 5点(2007-12-06 16:56:58) |
4. ライオン・キング(1994)
勧善懲悪の設定が成されているだけでやってることは同じじゃないか、と思ってしまう。 [ビデオ(吹替)] 0点(2007-10-10 12:28:13) |
5. Love Letter(1995)
面白エピソード満載。 しかし、結局どのキャラクターにとっても変化と呼べるような反応もないように思うので、随分と淡泊な文芸といった印象。 恋人を失った女もふっ切れたようには見えないし(ああいうことは、ふっ切れるなんてことはないと思うので扱いとしては理想的ですが)。 ただ、さすが岩井俊二。そういった内容で物語る以上のものを映しているよう。 理屈では語れない凄さを持っているから、岩井俊二って天才だな、とよく思う。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-09 08:50:35) |
6. ラヂオの時間
群像劇で満足することって殆どない。特に全てのキャラクターにドラマを与え、しっかりとフォローしていくような内容は散漫になりがちですけど、今作はラジオドラマをやり遂げようというひとつの方向性に各々のドラマを絡ませるものなので見やすいですし、ちゃんとカタルシスも得られるのでしょうね(「有頂天ホテル」みたいな失敗と比較できますね)。群像劇はこのスタイルとガイ・リッチー作品のようにキャラクターが淘汰されていく(殺されていく)スタイル以外に今のところ満足できるものがない。 印象ではもっと低い評価なのですが、ひとつの理想系ということで。 [映画館(邦画)] 10点(2007-09-05 04:05:03) |
7. ラスベガスをやっつけろ
方向性のない内容。映画に娯楽や物語を期待する人には不向きな代物。 ドラッグ中毒者とその幻覚を撮りたかっただけ。 [DVD(吹替)] 0点(2007-08-22 13:00:50) |
8. ラブ&ポップ
内容は別に悪いと思わないんですけど、ただやりたかっただけのような映像や演出が不快。 「エヴァ」がウケた後遺症が如実に表れた失敗。 [DVD(邦画)] 4点(2007-07-15 07:35:48) |
9. ライアー ライアー
《ネタバレ》 「嘘をつけなくなる」という単純明快なシチュエーションを使って堅実に仕上げた佳作。 はしご車でのチェイスシーンも派手すぎの感もあるけど、異常設定からの解放なのでそれなりに納得出来る。 でも、展開自体は段取りっぽくなっているのが残念。 あとはジム・キャリーのオーバー・アクションを許容出来るかどうかの趣味の問題。 [DVD(吹替)] 8点(2007-06-13 23:00:05) |