1. ラッシュライフ
原作は読み終わった後にエッシャーのだまし絵かメビウスの環か???といった不思議な感覚が残る(でもキッチリ時系列に並べかえると決して矛盾していない)という素晴らしい出来で、一体どうやって映像化するのかと非常に期待して観た。最初からひどく期待はずれ。ふらつくカメラワークと聞き取りにくい台詞(特に河原崎編)にイライラさせられたし、せっかくのエピソード間のからみが全く生かされていなかった。こんなにがっかりした映画も久しぶり。堺雅人の存在感がよかったのと犬が可愛かったのが唯一の救いかな。 [DVD(邦画)] 3点(2010-12-02 13:24:40) |