1. ラーゲリより愛を込めて
《ネタバレ》 自分勝手な評価基準で恐縮だが、邦画の新作で10点をつけたのは本作が初めて。 ロシア語が多少わかることで感情移入してしまったのもあるかもしれないが、どれだけ悲惨な状況であろうとも、自己の信念をまげずに「人間らしく」あろうとする山本の強さに、ただただ感動した。仲間が分担して「遺書を届けて」くれた事も、事前情報がないこともあり意外であった。 そしてこれは実話である。(犬のクロまで本当にいたらしい。) 故郷から遠く離れ、死んでいく山本には、一見なんの希望もないように見える。しかし、最後の力を振り絞って遺書をしたためた山本の意思、そして彼の生き方は、時代を超えてこのように多くの人に希望を与える結果となっている。 ところで、極限状態におかれる映画を見ると思うのだが、勇気とは、知恵が具わってこそ本領を発揮する。 敵兵に突撃し殺される蛮勇をこらえて、生きる道を探す知恵。しかし、仲間にパンを分け与え、自身が懲罰房に入ることを厭わない勇気の行動。(その結果、命を縮めてしまったのだが)生きるとは、単純なスローガンではなく、難しい判断を行いながら中道を行く、綱渡りのようなものか。「トゥルーノース」の母親といい、人類の英雄とはこのような人を指すのだと思う。 [ビデオ(邦画)] 10点(2024-01-28 12:02:27) |
2. 羅生門(1950)
《ネタバレ》 聞き取りづらい。字幕つけてほしい。 [地上波(邦画)] 5点(2019-08-25 14:52:04) |
3. ラスト・リベンジ
《ネタバレ》 余命宣告されても、やるべきことがあり、それを遂行するという情熱は感じた。 しかしながら、耄碌したニコラス・ケイジを見るのはどうも退屈であり、ストーリーいまいち意外性に欠けている。 部下が実は裏切り者だったとか、CIAが犯人と通じていたとか、最近の作品なだけに、もう少しストーリーに工夫がほしかった。 [地上波(吹替)] 4点(2018-10-20 23:05:23) |
4. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 事前情報なしで見たので、ミュージカルとは知らなかった。 ストーリーとしてはまぁありかな、とは思うが、2時間はちょっと長く感じた。 この時代に、ダブルブッキングやすれ違い等、お互い携帯で連絡とれるでしょ?という違和感も。 ところで、「理由なき反抗」を見ていたので、「弾は抜いたのに~」というセリフがちょっとわかったのが少しうれしかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2018-10-07 18:47:18) |
5. ラン・スルー・ザ・ナイト
《ネタバレ》 メールで送られた絵画の隅に□があったので、すぐにバーコードであると判別できてしまった。 オランダの画家の作品を使ってシーシキンを作るなどということが、果たして可能なのだろうか・・・(最初からシーシキン風に描いた方が早くないか?) [地上波(吹替)] 5点(2018-07-22 14:35:15) |
6. ランボー3/怒りのアフガン
《ネタバレ》 それまで出陣を断っていたのに、大佐が誘拐されたというだけで単身敵陣へ乗り込むという、この変化がちょっと信じられ無い。 もうちょっとストーリーを工夫して、実は大佐がソ連側のスパイだった、とか、ひねってほしいなぁ。 [地上波(吹替)] 4点(2017-04-23 18:00:32) |
7. LIFE!(2013)
《ネタバレ》 ブルーレイでの鑑賞は、壮大な自然や美しい景色を見るのにおすすめ。 せっかちな自分は、ちょっとストーリー展開のスピード感に満足できず、高評価とはなりませんでした。 最後に、「いままでの、全部空想ね~」というオチだったら最悪だなぁ、と思っていたけど、現実部分はちゃんと現実部分で良かった(笑) [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-02-21 19:14:03) |