1. ライフ・イズ・ビューティフル
ロベルトベニ-ニが昔から好きで、彼の作るもの、出ているもの、一通り観ています。この映画は映像手法的に語るよりも、ドイツの過ぎ去った過去、またはけして消せない過去のモノを扱ったという点で見るべきで、そのほうが現時点では得るものがあるかと。うんちくはともかく、落書きされた馬で家に帰ってきて、そのあと花小屋から出てくると子供が出来ていたシーンは、単に幻想的ではあるが、紛れもなく映画史に残る名シーンでした。この歴史的非劇を観て、愛情は素晴らしいな~なんてイッテられない。これは映像を越えて語られるべき事実です。 10点(2002-03-17 04:01:51) |